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福家警部補の考察
著者 大倉崇裕(著)
パスタを一本つまみ上げ、噛んでみる。まだ少し早い。水洗いしてボウルに入れておいたレタスに手を伸ばそうとしたとき、金属音と、それに続いて重いものが屋根を転がり落ちていく音が...
福家警部補の考察
福家警部補の考察 (創元推理文庫)
商品説明
パスタを一本つまみ上げ、噛んでみる。まだ少し早い。水洗いしてボウルに入れておいたレタスに手を伸ばそうとしたとき、金属音と、それに続いて重いものが屋根を転がり落ちていく音が聞こえた。誠が屋根から落ちたのだ。もう少し待ってくれてもいいじゃないの、パスタが無駄になっちゃうわ。いつも間が悪いんだから――夫の“事故死”をめぐり、一見おっとりした妻の中本さゆりと福家警部補が熾烈な心理戦を繰り広げる「上品な魔女」ほか三編を収録。類稀な洞察力を駆使して容疑者たちと対峙する警察官名探偵の活躍を描き、現代の倒叙ミステリを代表するシリーズに成長した〈福家警部補の事件簿〉第五集。/【目次】是枝哲の敗北/上品な魔女/安息の場所/東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き/解説=小出和代
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『考察』というのは流行語入れてきたなーと思った
2024/02/01 10:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:石川誠壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『挨拶』『再訪』が4篇収録で、『報告』が3篇収録で、『追及』が2篇収録だったので、どんどん話が長くなって5冊目の『考察』は1冊で全1篇の長篇になるのかと思っていたら4篇収録に戻ったのでホッとしました。
電子書籍
面白いです。
2023/12/16 18:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も面白いです。
一冊で一つの事件もいいんですが淡々と福家さんが解決していくのと短編でサラッと読めるのがいいですね