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温泉旅行の近現代
著者 高柳友彦
温泉旅行は、どのように今日のような身近なレジャーとして定着してきたのか。観光遊興と湯治療養の両面をふまえ、その歴史を辿る。旅行形態や費用感、交通・情報インフラなど、旅行を...
温泉旅行の近現代
温泉旅行の近現代 (歴史文化ライブラリー)
商品説明
温泉旅行は、どのように今日のような身近なレジャーとして定着してきたのか。観光遊興と湯治療養の両面をふまえ、その歴史を辿る。旅行形態や費用感、交通・情報インフラなど、旅行をめぐる社会環境が変遷するなかでの温泉地側の対応にも言及。日本人の温泉愛とそれを支えた屋台骨に着目し、江戸から現代へ至るまでの温泉旅行の通史を描き出す。
目次
- 温泉旅行という文化―プロローグ/温泉旅行の黎明 江戸・明治期(近世の温泉利用/幕末から明治初期/整備される道、宣伝される魅力)/大衆化する温泉旅行 大正・昭和戦前戦時期(湯治療養と観光・行楽/不況下でも盛況/戦時中の旅行ブームの到来)/再興してゆく温泉旅行 昭和戦後期(動き出した温泉旅行/レジャーの走りヘルスセンター/高度経済成長に湧く)/多様化する温泉旅行 一九七〇年代以降(団体旅行から少人数へ/健康志向の高まりと湯治場/バブル期の旅館改築・増築/バブル崩壊と旅館の苦闘/二一世紀の温泉旅行)/コロナ禍、そしてこれから―エピローグ
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