読割 50
電子書籍
雷神(新潮文庫)
著者 道尾秀介
あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人(ゆきひと)を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見(ゆみ)から遠出の提案を...
雷神(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
雷神 (新潮文庫)
商品説明
あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人(ゆきひと)を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見(ゆみ)から遠出の提案を受ける。新潟県羽田上(はたがみ)村――幸人と姉・亜沙実の故郷であり、痛ましい記憶を封じ込めた地だった。母の急死と村の有力者の毒殺事件。幸人らが村を訪れると、凄惨な過去が目を醒まし……。最後の一行まで最上級の驚愕が続くミステリ。(解説・香山二三郎)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
壮大
2024/03/14 03:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしいです。
とても長い年代に渡っていますが、とても読みやすく、又、いつどうなるのか、何処に転がるのか、全く先が見えず、没頭しました。
紙の本
冬の雷
2024/04/19 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
「雷」が鍵となるミステリーだった。30数年にわたって起きた暴行、傷害事件、殺人事件、自殺などが展開される物語の中で、ウソや誤解、ちょっとした偶然が、その後の大きな出来事へと展開していく。不可解なことを手持ちの理解で塗りつぶし、自分を納得させ、心の安寧を保とうとする主人公が悪かったのか。殺人は、ありふれた日常の想いのである殺意と、それと対面してしまった殺意に応じた人(被害者)、殺意を抱いた人との遭遇により、起きる現象かもしれない。自分の周りの人を守ろうとして行動したことが、悲劇を生み出し続けた物語だった。