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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしいです。
とても長い年代に渡っていますが、とても読みやすく、又、いつどうなるのか、何処に転がるのか、全く先が見えず、没頭しました。
紙の本
自分用に
2024/05/03 15:48
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投稿者:みみんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫に勧められて買ってみました。まだ読み途中です。これからどうなっていくのか、楽しみです。読みやすいです。
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
「雷」が鍵となるミステリーだった。30数年にわたって起きた暴行、傷害事件、殺人事件、自殺などが展開される物語の中で、ウソや誤解、ちょっとした偶然が、その後の大きな出来事へと展開していく。不可解なことを手持ちの理解で塗りつぶし、自分を納得させ、心の安寧を保とうとする主人公が悪かったのか。殺人は、ありふれた日常の想いのである殺意と、それと対面してしまった殺意に応じた人(被害者)、殺意を抱いた人との遭遇により、起きる現象かもしれない。自分の周りの人を守ろうとして行動したことが、悲劇を生み出し続けた物語だった。
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あの日私は何を見たのか、そして何を見てはいけなかったのか、それがこの小説の根幹だった。この物語は主人公が過去に母を事故でなくしたこと、後日主人公の姉が雷に打たれ主人公も巻き込まれたこと、同じ時に村の顔役たちが食中毒にかかり二人が死亡しその犯人が主人公の父だと疑われたこと、そして自分の娘が善意でしたことが妻が死ぬきっかけになってしまったことを引きずる日々を送るなかで見知らぬ男から「あんたの過去を知っている。」という脅迫を受け、父が何を思っていたのか、あの時本当は何が起こったのかを姉や娘と一緒に探っていく構成で、終始重苦しい雰囲気が漂うが作者の書く話の魅力や散りばめられた伏線をどのようにして回収するかが気になって頁をめくる手が止まらなかった。母が死ぬ間際に残した言葉や父が漏らした言葉の意味は勿論、作中に出てくる手紙の「二本の線」の意味が分かったとき「何て悲しい物語なんだ。」と胸を締め付けられるような感じだった。同じシリーズの作品もあるようなのでそれらも読みたいと思う。
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最初から最後までドキドキが止まらなくて最高!
面白かった〜!
2つの事件がどうなっていくのか最後まで楽しめました!
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羽田上村にある雷電神社で催される神鳴講という祭りに関連する30年前の事件の真相を解明する物語だが、隠された謎が次第に明確になっていく過程が楽しめた.村で居酒屋を営む藤原南人(みなと)・英(はな).祭りで供するキノコ(タゴ)汁の準備に駆り出された英が水死体で発見されたのが事件の発端.子供の幸人と亜沙美.神社の宮司・太良部容子と一人娘の希恵.タゴ汁に毒キノコが投入され、しんしょもちと呼ばれる村の重鎮の2人は死に、2人が重症.犯人と目された南人は亜沙美の証言で解放されるが、逃げるように息子・南人らと埼玉に移住する.南人には娘 夕見ができたが15年前妻・悦子が事故で死亡.父の真似をして営む居酒屋に秘密を知っているという男が現れ、話が急展開する.夕見の発案で羽田上村に素性を隠して乗り込む南人、亜沙美.対応する希恵.写真家の彩根の存在が複雑な糸を解きほぐすポイントになったと思う.最終的に事件の全容を解き明かす社務所での会談が面白かった.随所に織り込まれる何気ないセリフが事件の全貌を明らかにするヒントして上手く機能していると感じた.面白かった!
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終始漂う暗い雰囲気も、読者の思い込みに拍車をかけている気がします。もう少し余韻を残すラストでも良かったなぁ、なんて思っていたら最後の1ページで見事に破壊してくれました。
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日常の些細な出来事がすべて数珠つなぎに悪い方向へつながっていく。その方向性をきめるのはどういう存在なのだろうか。雷神は本当に存在するのだろうか。
最後の一行まで伏線回収が続く見事な作り込み。
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登場人物の思い込みや勘違いが話しを複雑にしているが起こった事象それぞれに対して順を追って正確なピースを出して丁寧に説明してくれているので違和感なく読めた。
ラストが秀逸。
そこにあるのは ただやったことやらなかったことそれとそれを受けての結果だけ。
目の前でドアをピシャっと閉められたようなラストだった。
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初めの方に二本線、南と幸や!!!ってなってたら全然外れてた笑
本当に見事な伏線回収、もう一度読みたい。
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道尾秀介先生の作品は哀しさの中にも優しさがあり、学びもある事が多いと感じてます。
この作品も沢山の悲しみ・哀しみがあるのですが、それを上回る優しさに包まれてます。
正直、私は切ない物語と感じましたが、決して面白くなかった訳ではありません。
ラストの伏線回収はまさしく『雷撃』の如しでした。
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冬の日本海側の地域が舞台です。
雷×神社×祭×村社会
全体的に暗いです。
暗いですが文章が上手いしストーリーも面白い、これは絶対伏線だから覚えておこう!とかウキウキしながら読みました。ただ何故か終盤、種明かしが始まるあたりからは興味を失い斜め読みしてしまいました。
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あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった--。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人【ゆきひと】を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見【ゆみ】から遠出の提案を受ける。新潟県羽田上【はたがみ】村--幸人と姉・亜沙実の故郷であり、痛ましい記憶を封じ込めた地だった。母の急死と村の有力者の毒殺事件。幸人らが村を訪れると、凄惨な過去が目を醒まし……。最後の一行まで最上級の驚愕が続くミステリ。
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タイトルだけ見て、『難しそうだなぁ、最後まで読めるだろうか』と思い読み始めた。
読み始めたら、面白くてやめられなくなった。
もう一度初めからじっくり読み返してみたい。
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全部が悪い方向につながっている…
読みやすくて一気読み!
お母さんと、それを知ったお父さんが可哀想だった