- 販売開始日: 2024/02/08
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-534519-1
将棋の渡辺くん(7)
著者 伊奈めぐみ(著)
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図...
将棋の渡辺くん(7)
商品説明
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
棋王戦10連覇からの、19年ぶりの無冠。あまりにも濃密な、将棋棋士の日々。ぬいの取材を受けたり、顔ハメ看板にはまってみたり。これまた濃密な、趣味人の日々。そんなものを1冊に詰め込んだ、読み応え抜群ノンフィクション。気付いたら第7集です。
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クスリ、ニヤリの連続。時に「エッ。」って。
2024/02/16 10:21
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投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず面白い。盤面の前で対局する勝負師としての前名人のイメージが今回も覆される。どちらが素なのだろうと思うが、本コミックの読者からの質問欄に将棋は仕事と言い切っているので、やはり将棋を離れた方が根っからのものなのだろう。
見た目は近寄りがたいのだけれど、裏の顔を知ると親近感がわく。ぬいを抱く姿が目に浮かぶ(前は浮かべることができなかった)。虫嫌い、成程。顔パネルでの奥さん(=著者)との遣り取りの中で、夫婦の力関係も感じられる。
何かに徹して徹して徹し抜く人は、徹した分だけ他の部分が抜け落ちるのかもしれない。そうでもなければ、徹することは出来ないのだと思う。
ぬいを抱くのも、勝負の世界に生きるからこそ安らぎが必要なのだと思う。
ネタ探し大変だろうけれど、楽しみに次巻もお待ちしております。