私が死ぬと死んでしまう王子様との案外幸せな日常について

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルとイラストから
ソーニャだけどほんわかした溺愛ものなのかな？
と思ってましたが
思いのほかソーニャらしい話でした
純粋だった王子様の闇落ちならぬ魔堕ち
外の世界は物騒だけど
二人の幸せな日常は続いていくんでしょう

義父の下りは笑えた

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

田舎で薬師をしていたヒロインは魔女狩りで殺されかけたところを、不治の病の王太子に伴侶魔法を発動させ命を共有したことで生き延びた。
王太子の命を握っているため塔に幽閉され、唯一会いにきてくれる彼に恋をする。
一方王太子は母の裏切りで魔女の伴侶になり魔に堕とされたことで覚醒し、従順であることをやめ伴侶となった彼女のために自ら進んで堕ちることを決意する。
幽閉されて無垢なヒロインと、どうせ地獄に堕ちるしその時は彼女も一緒だし、彼女さえいればここが天国だから何をしてもいいと吹っ切れて血塗られた道を進む王太子の物語。

タイトル通りに描かれている範囲の雰囲気はコミカルで明るめだが、史実にすると血生臭い時代というギャップがすごい！
私は結構後世では歴史にこう記されている、みたいなエピローグ好きなので、嫉妬深い血塗れ王が誰の目にも触れさせずに溺愛した王妃とか歴史に残っているの良いわぁ。
互いに最初から一目惚れというか、唯一自分を気にかけて大切にしてくれる相手ってことで依存的に執着していく環境が整っていたよね。
ヒーローが徐々に堕ちていくことに迷いがなくなるのも良かったわ。
ところで父王と母王妃の末路はいいんだけど、行方不明にされた王の愛妾と異母弟は殺されたのか、ただ幽閉されているだけなのか、なんかの実験とかそういうのに使われているのかとても気になる。
王太子殿下は愛妾にも異母弟にも特に興味なさそうだったもんね。
グレーテを脅かすやつは排除するってだけで。
まぁ敵対勢力として脅かす立場だったんだし、排除されるのは致し方ない。
穏便だったかどうかが気になる。

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投稿者：(o´ω`o)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトル通り死んでしまう二人。魔女狩りのシーンとかはエグイ描写が多く胸糞だった。ヒーローがヒロインを守るため、自分を守るために自ら産地に赴き強くなり、正当に地位を築き上り詰めていったのが良かった。

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投稿者：ヨッシー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ソーニャを期待し読み始めた方、歪んだ愛というには、ちょっと可愛いお話です。王子様の初恋が叶うまでの物語と言ってしまえばハッピーエンド？！まあ一筋縄では語れません。序盤の魔女扱いされた挙句の方々のその後には慄きがあります。
クレインさんのお話だけにウイットに富み、すれ違いや主人公の鈍感さも楽しめます。

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投稿者：MIKA　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルだけ見ると、どんな超絶ラブラブな話なのかと思いますがそういう設定ではありません。
とはいえ、ある意味そうでもあるなというダブルミーニングなタイトル凄い。
本人たちが幸せなら、まあいっか。というソーニャっぽいお話でした。