- 販売開始日: 2024/03/15
- 出版社: 吉川弘文館
- ISBN:978-4-642-05930-5
〈軍港都市〉横須賀
著者 高村聰史
三浦半島の「寒村」にすぎなかった横須賀は、幕末の製鉄所・造船所建設や明治の鎮守府設置など、海陸軍の関連施設に依存しながら日本初の〈軍港都市〉へ発展を遂げた。在日米海軍の基...
〈軍港都市〉横須賀
商品説明
三浦半島の「寒村」にすぎなかった横須賀は、幕末の製鉄所・造船所建設や明治の鎮守府設置など、海陸軍の関連施設に依存しながら日本初の〈軍港都市〉へ発展を遂げた。在日米海軍の基地となった今日までを視野に、地域のなかに存在する軍隊と、そこに生きる人びとの暮らしとの関わりを明らかにする。社会経済史の視点から〈軍都〉のゆくえをさぐる。
目次
- 「横須賀ストーリー」―プロローグ/軍港横須賀の誕生 寒村から軍港へ(横須賀製鉄所とフランス/製鉄所建設と地域/黎明期の〈軍港都市〉/横須賀鎮守府の設置と軍港の建設―〈軍港都市〉の形成/観光地としての「横須賀」/葛藤する「軍港市民」―せめぎ合う軍港事情/〈軍港都市〉のなかの陸軍―東京湾要塞/東京湾海堡の建設と要塞地帯法の制定)/対外戦争と軍港の人びと 日清・日露戦争から関東大震災まで(日清戦争/日清戦争後の〈軍港都市〉横須賀の正体―日露戦争前夜/横須賀海軍工廠開廠と日露戦争開戦/横須賀市の誕生と〈陸軍の街〉/〈軍港都市〉の受難―海軍軍縮・失業問題・関東大震災/ワシントン軍縮会議の衝撃―大量解雇問題と海軍依存からの脱却/関東大震災と横須賀)/横須賀軍港の完成と太平洋戦争開戦(海軍の基地整理計画―軍港の大改造/満洲事変前夜の横須賀―〈軍港都市〉の準戦時/航空機開発と「大横須賀」建設へ/国際連盟脱退―無条約時代の軍港事情/日米開戦と揺らぐ軍港/特攻兵器生産工場としての横須賀―〈軍港都市〉の崩壊)/敗戦と軍港の戦後―戦後横須賀の原点(占領下の横須賀と戦後処理/〈軍港都市〉への逆コース―米軍基地への道/朝鮮戦争と「復活」する横須賀―基地化への道/そして、現在の「軍港」)/海軍の遺したもの―エピローグ
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