- 販売開始日: 2024/03/26
- 出版社: 福音館書店
- ISBN:978-4-8340-2690-0
ツチノコ温泉へようこそ
山間の小さな町に暮らす小五の周一たち三人が、ツチノコを目撃します。これを観光の目玉にと、大人たちは大騒ぎ。周一たちも巻きこまれて、新聞の取材だTV出演依頼だと、てんやわん...
ツチノコ温泉へようこそ
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商品説明
山間の小さな町に暮らす小五の周一たち三人が、ツチノコを目撃します。これを観光の目玉にと、大人たちは大騒ぎ。周一たちも巻きこまれて、新聞の取材だTV出演依頼だと、てんやわんやの日々を過ごします。一方、“新しいお父さん”への複雑な感情や、中学受験する親友との微妙なすれ違い、同級生の女子に寄せるほのかな思いなどに、多感な心は揺れやみません。そこへ大雨による災害が町を襲い……忘れられない夏になりそう!
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全部解決はしないけれど
2024/07/21 10:33
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学五年の周一は友達の凛太郎と恭介と川遊びをしていた時に奇妙な生き物にでくわした。
ケータイ写真に撮ったソレは「ツチノコ」として学級新聞に載り、それをきっかけに田舎の街はツチノコで一時盛り上がるのだが…。
周一の義父への微妙な気持ちはなんとなく分かる。
「時々遊んでくれるヨソのおじさん」のうちは良かったのに、「家族」として振る舞われるとうっとうしい。
義父とのぎくしゃくは微妙な問題なのでスッキリ解決はしませんが、最後は少しだけ心開けた感じでしょうか。
物語としては、どの問題に焦点を合わせているのか分からない感じがしました。
そのどっちつかずな感じがリアルっぽいといえばリアルな気もしますが。
少し変わった女の子小雪の心境とか、凛太郎恭介との友達付き合いも、もう少し掘り下げて欲しかった気もします。