- 販売開始日: 2024/04/01
- 出版社: ボイジャー
- ISBN:978-4-04-107204-2
世界をこの目で
著者 黒木亮(著)
80ヶ国を駆け抜けた国際金融マン作家の地球丸呑みエッセイ集ー海の向こうはこんなに面白く、油断ならないロンドン在住歴30年以上。訪れた国は80ヶ国。国際金融マン時代から小説...
世界をこの目で
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商品説明
80ヶ国を駆け抜けた国際金融マン作家の地球丸呑みエッセイ集ー海の向こうはこんなに面白く、油断ならない
ロンドン在住歴30年以上。訪れた国は80ヶ国。国際金融マン時代から小説家となった今も「真実」を追いかけ、かばん一つで世界を飛び回る。そんな著者が自分の旅を振り返り、「世界の見方」を伝授する。宿選びのポイントやトラブル回避の方法など一人旅の流儀から、肌で感じた世界情勢、作家業の舞台裏まで。どこからでも読み始められて役に立つエピソードが満載のエッセイ集。世界はこんなに面白く、複雑で、感動的だ!!
【目次】
はじめに、第1章 世界をこの目で、第2章 ロンドンで暮らす、第3章 作品の舞台裏、第4章 作家になるまで、なってみて、おわりに
【著者】
黒木亮
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
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著者のバックグラウンドや小説のネタがよくわかる
2020/09/04 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近,黒木亮,つまり著者の経済小説にはまっている。銀行にも証券会社にも勤めたことはないが,少し投資を試みて,そして失敗した経験があるので興味をそそられたのだ。
半分が,自伝のようなエッセイ,そして半分が小説のネタばらしである。こちらのほうは小説のほうがおもしろいが,自伝的エッセイに惹かれた。すごい努力家だ。カイロアメリカン大学の修士課程を修了するのは並大抵の努力では済まなかったはずだ。バブル期の銀行がどれだけ激務だったかわかるし,評者も一応米国の大学の大学院を修了しているので,外国語で大学院を修了するのがどれだけ大変かも(多少は)わかる。しかもアラビア語で!これは尊敬するしかない。小池百合子の卒業を「そんなはずはなかろう」と評しているのも納得である。早稲田大学の出身者にもこんなすごい人がいるのだと感心。前作の「リスクは金なり」よりも荒らしいだけ読みやすいし,話題も身近なので楽しい。