前略、駆け落ちしてもいいですか?
著者 メアリー・ウィンターズ , 村山美雪
雑誌のお悩み相談欄で正体を隠して回答員をする、若き伯爵未亡人のアミリア。率直な助言は大評判で、上流階級の人々からも相談がよせられるようになった。あるとき届いたのは、友人の...
前略、駆け落ちしてもいいですか?
商品説明
雑誌のお悩み相談欄で正体を隠して回答員をする、若き伯爵未亡人のアミリア。率直な助言は大評判で、上流階級の人々からも相談がよせられるようになった。あるとき届いたのは、友人の侯爵サイモンの妹からの手紙。家族には許されない相手と恋におち、もう、駆け落ちをするしかないと記されていた。サイモンに言わせると相手は、侯爵家に以前仕えていた馬丁で、ろくでなしだという。ふたりがオペラに行くと知ったアミリアとサイモンは、偵察へ向かうことに。過敏になっているサイモンをなだめつつ、久しぶりの華やかな劇場を満喫するアミリア。美しい歌声、笑いあう恋人たち、意味ありげに目を交わす社交シーズンの貴族たち。夢見心地になったのも束の間、上演後に事件が起こる!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
はやめに続刊出て欲しい!
2024/07/15 02:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
好奇心旺盛で筆名で雑誌のお悩み相談の回答者をしている伯爵未亡人アミリアは、サイモンの妹から駆け落ちのお悩み相談がきたことで、再び協力して行動することに。
駆け落ち相手とオペラに行くのを見張りに行った後で、その相手が死体で見つかる。
妹のため、なぜ殺されたか真相を暴こうと再び二人で調査をするが、アミリアの頼れる友人キティが田舎に引っ越しさせられそうになったり、大切な姪が隠し事をしている様子だったりとてんてこまい。
さらには友人のはずのサイモンにキスしてしまって。ヴィクトリア朝ロンドンのドタバタミステリー第二巻。
今回もなかなか真相に辿り付かなくてギリギリで楽しかった~。
前巻は次巻への引きがあったけど、今回はなかったからどうなるんだろう?
アミリアとサイモンは惹かれ合っている様子ではあるけど、アミリアの方は立場を弁えようとしているし、実際双方の立場を考えると困難も多いだろうし、どうするんだろう?
サイモンがその気になれば押し通せるのかな?
互いに気になりはするけど、友人という関係からはまだ踏み出したくない感があるので、進展を心待ちにしています。