- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2024/05/17
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-52597-1
電子書籍
輝ける金の王子と後宮の銀の花【honto限定おまけ付き】 新着
後宮で人質兼八十七番目の愛妾として、王の訪れもなく孤独に暮らす小国の王子リクハルド。絵を描くことだけを楽しみに、十二歳からの十年を慎ましく過ごしてきた。ある時、そんな彼の...
輝ける金の王子と後宮の銀の花【honto限定おまけ付き】
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商品説明
後宮で人質兼八十七番目の愛妾として、王の訪れもなく孤独に暮らす小国の王子リクハルド。絵を描くことだけを楽しみに、十二歳からの十年を慎ましく過ごしてきた。ある時、そんな彼の元へこの国の第三王子であるフェリクスが忍んできた。実はフェリクスは第一側妃シルヴィアの不義密通を暴くために、後宮での協力者を得ようとしていた。王太子を排除し、病床に就く現国王の跡を継ぐという野心を持っていたからだ。フェリクスは目的を知らせず、リクハルドに近づいて彼と親しくなる。リクハルドの単調な日々は、フェリクスの訪れにより彩られていく。母国から十分な仕送りがない上にシルヴィアの横領で後宮費は届かず、つましい生活をおくるリクハルドにとって、フェリクスの笑顔は心を温め、画材や薪などの差し入れは心身を助けるものだった。リクハルドはフェリクスに惹かれ始め、いつしか彼の肖像を描きたいと願うようになる。一方、フェリクスは苛立っていた。ずっと放置されてきたに等しいリクハルドが何も欲せず、誰も恨まず、儚い笑顔を浮かべつつも淡々としているからだ。そんな純真無垢なリクハルドを利用して、手駒にすることに迷いが出始める。こうしてフェリクスも、いつしかリクハルドに惹かれていたのだが……? 野心家の王子×純真無垢な王子、宮廷シークレット・ロマンス!!
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紙の本
「あなたの忠誠心に応えて、寵を与えたい。いいか?」本文より。
2024/04/13 10:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「野心家の王子×純真無垢な王子、宮廷シークレット・ロマンスv」帯より。
ネタバレがあります。
●アルキオ王国の第二側妃が産んだ第三王子で25歳の攻め・フェリクス
●ヴィルタネン王国の元王太子だった22歳受け・リクハルド
○両視点
12歳のときに人質兼87番目の愛妾としてアルキオ王国の後宮に入った、小国ヴィルタネン王国の王太子リクハルド。幸いアルキオ国王は異性愛者で夜伽は免れましたが、国王の次に権力を持つ第一側妃が後宮の予算を握り、リクハルドは22歳の今に至るまで教育を受けることもなく慎ましく過ごしていました。
祖国では数年前に父王が亡くなるも葬儀に参列できず、王太子だったリクハルドにかわって従兄のリストが国王となったため、後宮を出ても行くあてがありません。
そんなある日、アルキオ王国の第三王子リクハルドが忍んできて・・・
後宮を舞台に権謀術数をめぐらした攻めと攻めに利用された受けが、真実の愛で結ばれるお話です。
雑誌に掲載された前半と、文庫書き下ろしとして後日談を収録。改題され金と銀が対となっています。
リクハルドを誑かし協力させ母国のため第一側妃を失脚させようと画策したものの、リクハルドの純真無垢さに心が安らぎ惹かれてしまい、情と政治の板挟みになるフェリクス。そして利用されたと知りながらフェリクスを慕い、すべてを捧げるリクハルド。
両視点で読めるのでふたりの心情や、ジレンマに陥って悩む展開がよかったです。罪悪感に苦悩する攻めはいい!
そして戴冠式にいたるまでの続きを読めて嬉しい。国政に苦労するぶんエッチが濃厚なのでプラスマイナス、プラスということで(笑)。
イラストは石田惠美先生です。煌びやかな意匠と装飾が施された服を着たキャラたちがたまりません。表紙の美しさときたら!
店舗特典ペーパーは絵を学びたいリクハルドのお話。
電子書籍
サラリと読了
2024/05/18 14:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正義感の強い第三王子である攻めが、第一側妃を失脚をもくろみ、ずっと孤独な年月を過ごしてきた受けを利用しようとするが、本気になってしまうお話でした。
第一側妃に関してあまり焦点を当てていないので、あっさりとしていて物足りなさは残った。