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【期間限定価格】ノエル―a story of stories―(新潮文庫) 新着
著者 道尾秀介
孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の圭介。妹の誕生に複雑な思いを抱きつつ、主人公と会話するように童話の続きを書き始める小学生の莉子。妻に...
【期間限定価格】ノエル―a story of stories―(新潮文庫)
ノエル―a story of stories―(新潮文庫)
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商品説明
孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の圭介。妹の誕生に複雑な思いを抱きつつ、主人公と会話するように童話の続きを書き始める小学生の莉子。妻に先立たれ、生きる意味を見失いながらボランティアで読み聞かせをする元教師の与沢。三人が紡いだ自分だけの〈物語〉は、哀しい現実を飛び越えてゆく――。最高の技巧に驚嘆必至、傑作長編ミステリー。
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紙の本
創作する力は生きる力
2016/02/16 04:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
道尾氏5作品目。ノエルに関係あったのははじめのお話だけだったかな。その点でなぜこのタイトルにしたのかなーと思った。辛いことがあるとき、物語を自分で作って、その世界でいろいろなことを体験してみる。決して逃げ込むんではなくて、というのは正しいなあと思った。素直に。圭介も莉子も創作力があったから、なんとか潰れず生きてこれたのかもしれない。創作するというのは物語だけでなくて、生きる力も同時に作っていたんだな。話は2話目がよかったかな。莉子と真子。過ちに進まなくてよかった。与沢さんは残念だが覚悟の経緯は納得できる。
紙の本
ノエル
2021/02/05 13:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもの道尾作品とは少し違うような、ファンタジーというか、最後は心があたたかくなるようなお話でした。
それぞれの短編としても、一冊としても楽しめると思います。