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中国戦線従軍記 歴史家の体験した戦場 新着
著者 藤原彰(著)
弱冠一九歳で陸軍少尉に任官し,敗戦までの四年間,小隊長,中隊長として最前線で指揮をとった経験をベースに戦後の戦争史研究を牽引した著者が,その人生を閉じる直前にまとめた「従...
中国戦線従軍記 歴史家の体験した戦場
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商品説明
弱冠一九歳で陸軍少尉に任官し,敗戦までの四年間,小隊長,中隊長として最前線で指揮をとった経験をベースに戦後の戦争史研究を牽引した著者が,その人生を閉じる直前にまとめた「従軍記」.歴史家の透徹した目を通して日本軍のありさまと兵士・将官たちの日常を描き出した本書は,優れた兵士論・戦場論でもある.(解説=吉田裕)
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紙の本
体験記は体験者の能力にも左右される
2019/07/24 09:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争などの体験記は結構あります。誰が書いたにせよ、生身の体験を綴ったものは貴重です。戦争を知らない戦後生まれの世代には、貴重な記録です。しかし、体験記と言っても、単なる体験を記したもの(それも重要)、その体験に当時感じたこと思ったことを加えたもの、さらに、戦後体験を振り返って考えたこともあるもの、と段階があるでしょう。本書は、最後に類するものでしょう。著者は歴史学を学んだと言うことで、その学識も通して体験を吟味しています。