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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のタイトルにひかれて読みましたが、書評です、これ。その中で、なんか読んだことある文章だな、と思っていたら、週刊誌に連載されていたとかで。いろんなジャンルの本の書評なので、これを読んでからその本を読むのもいいかと。
著者、最新の書評集
2024/08/30 07:34
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代小説や評論についての書評集。意識高めとあるが、軽い内容の本が多い印象。週刊誌の連載をまとめたものなので仕方ないが、著者にはもっと歯ごたえある古典作品の書評をしてほしいと思う。
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安心して読める書評集。新書を中心とした評論が2/3、小説が1/3の割合だけど、逆が良かったとかってのは、無いものねだりの部分。そう言いつつ、小説部門は既読のものが比較的多く、殆どチョイスはしなかった訳で。最近、ノンフについての自分的選択基準はハードルを上げているつもりなんだけど、それでも結構、読みたい本が見つかってしまった。気になったのは下記の諸々。
福島第一原発収束作業日記
民主主義を直感するために
野党論
決定版マインドコントロール
世界で一番最初に飢える
東大女子という生き方
ぼくは挑戦人
死ぬくらいなら会社辞めればができない
地図から消される街
やばい日本史 ◯
マンガでわかる災害の日本史 ◯
大人のための社会科
知っておくと役立つ街の変な日本語
老いる意味
男が介護する
おてんとうさんに申し訳ない
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週刊朝日の書評連載された490冊を150冊に絞って紹介♪
ビジネス書は概要が把握できますが、小説はネタバレもあり既読ならいいのですが…
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p25 浅田次郎 日本の運命について語ろう
p137 原田マハ 総理の夫
p161 遠野遥 破局
p193 萩原浩 海の見える理髪店
p203 千早茜 しろがねの葉
p227 川上未映子 みみずくは黄昏に飛びたつ
p253 一坂太郎 吉田松陰
p325 草刈正雄 人生に必要な知識はホンから学んだ
p343 坂本俊夫 おてんとうさんにもうしわけない 菅原文太伝
p347 志村けん 変なおじさん 完全版
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「週間朝日」の連載で取り上げた10年分、全490冊の中から154冊を選び、本のテーマ別に分けて収録してある。
何冊も読みたい本が見つかった。
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書評の本。
読みたいと思わせる斎藤さんの筆力に脱帽。
國分功一郎「民主主義を直感するために」(晶文社)1500円
今は体制に従っているけど、いつどうなるか分からないからな
牟田和恵「部長、その恋愛はセクハラです!」(集英社新書)900円
グレーゾーンのセクハラは、その後の対処次第でどちらにも転びます
TV Bros.編集部編「イナカ川柳」(文藝春秋)1200円
しまむらの服着て今日もしまむらへ
飯田泰之ほか「地域再生の失敗学」(光文社文庫)840円
ゆるキャラは「まちおこし」ではない
樋口耕太郎「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」(光文社新書)900円
沖縄問題とは、濃縮された日本問題である
若杉冽「原発ホワイトアウト」(講談社文庫)700円
現在の大衆は、原始人より粗野で愚かで短絡的だ
馳星周「雪炎」(集英社文庫)860円
原発の牙城に風穴をあけてやりたいのだ
池井戸潤「民王」(角川文庫)640円
(我が国は)ミゾユーの危機にジカメンいたしており
小手毬るい「アップルソング」(ポプラ文庫)740円
私は、この醜い世界を撮りたい
渡辺淳一「愛ふたたび」(幻冬舎文庫)580円
不能だからといって、嘆き、悲しむことなんかないんだよ
垣谷美雨「うちの父が運転をやめません」(角川文庫)720円
わしは死ぬまで運転するつもりじゃ
高木亮「きりえや偽本大全」(現代書館)2000円
出された寿司を一口食べ驚愕する
井手英策ほか「大人のための社会科」(有斐閣)1500円
歴史に「もし」はないといいますが、「もし」を考えることは大切です
「あかんメール」選定委員会「あかんメール」(扶桑社)1000円
大学卒業したら一緒に相撲
塚本堅一「僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話」(KKベストセラーズ)1500円
暴れるシャブ中なんて一人もいません
蛭子能収「ひとりぼっちを笑うな」(角川oneテーマ21)800円
オンリーワンではなく、むしろワンオブゼムになりたい
栗山英樹「栗山ノート」(光文社)1300円
逆境は学びの機会として最高です
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政治、社会問題、国際関連の本も読んでみたいと常々、思っていても、自分好みの本ばかり、選んでしまいます。丸々一冊、読むのは難しいのですが、この本によって、意識を向けることができました。文章がすっきりとわかりやすく、斎藤美奈子さんの他の著書も読んでみたくなりました。
少しだけ賢くなった気がします…。
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斎藤美奈子の本は楽しい。
斎藤美奈子大好きだ。
この本は、週刊朝日に連載していた書評を厳選して一冊の本にしたものだ。
新書の斎藤美奈子の書き下ろしの本と違い、書評の字数が少なく見開き2ページで一冊分。なので、深掘りはしていないので軽く読める。
寝る前に少しずつ読んだ。
その中にも何冊か読みたい本があり、付箋したり注文したりした。(2013年からの連載なので書店で扱っていない場合が多い)
ホントいろんな分野の本を読んでくれてるので、ありがたい。
すでに読んでる本が出ると、斎藤美奈子さんの読み方は?とワクワク。(でも前述のように短いので書評というより本の紹介程度ではある)
最後がタレント・有名人の本なのだが、絶対に買って読まないけど、知ってる人たちのエピソードがわかってそこそこ面白く、「あなたの代わりに読みました」の題がピッタリだなと思った。
石原慎太郎への最後の言葉は笑った。
切れ味相変わらずよき。
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面白かったし!ほんと私に代わりに読んでもたって著者独自の感想が読めて一石二鳥。
それは本来の目的じゃないにことはわかってるけど(著者もこれを読んで読んだ気にならないでほしいとあった。)
なんせ読みたい本が山のようにある私には、自分に嗜好じゃない本も紹介されてて政治や歴史や憲法、タレント本に関する感想は大いに勉強になった。
古来は女系天皇も容認されていたんだ。男系天皇は近年になってからだとか。
あと渡辺淳一(作家)や石原慎太郎らを軽くディスってるとこもおかしい。(大いに納得なので)
樹木希林が悠木千帆時代にかいた「心底ほれた」読んでみたい。
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『週刊朝日』で10年にわたって連載されていた『今週の名言奇言』全490冊の中から厳選された154冊分の書評をまとめた書評本
見開き2ページに切れ味鋭い美奈子節であらゆるジャンルの本が紹介されとりました
いやー斎藤美奈子さんやっぱ好っきやわー
もちろんあれも読みたいこれも読みたいとなったんですが、わいは今回これ、レビューのお手本としても使えるんじゃね?なんて感想を抱きましたよ
なんていうかレビューの完成形のひとつはここにあったなって感じ
もちろん相手はプロ中のプロですからね
簡単には真似できませんよ
短い文章で本の内容をきちんと紹介して、興味持たせる作業を100点でこなした上で、自分だけの言葉でズバッと斬る
かっこよ!
わいもそんなレビューを書きたいと常々思ってるんだよ
思ってはいるんだよ
なんか変なとこに着地しちゃうんだよな〜
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一冊当たりの文章が極めて短いので、あまり深入りできていないため、以前のような面白さはなかったが、彼女らしいユニークな視点から論じる切れ味は所々味わえる。読みたい本もいくつか見つかったので、満足とは言えないまでも、読んだ甲斐はあった。
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これは書評ではなく感想じゃないか?と思ったものの、20/150冊を読んでみたいと思わせるのは凄い。
読みたい本を読んで感想を曝していくのは、かなり頭の中を露出する行為ね、と読んでて羞恥心を感じた。
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斎藤美奈子「あなたの代わりに読みました」自分用の読書ガイドはもう斎藤美奈子だけでいいな 重要な話題重要な本重要なタイミングを勿体ぶらず深刻ぶらずに賢ぶらずに論評できるのはもうこの人だけな気がする 各本見開きたった1-2ページの紹介だからさらさら読めるのも良かった
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ひまわりめろんさんが「レビューのお手本としも使える」と。おぉ♪そうなんですか、ありがとうございます!さっそく読みました。通勤電車で楽しみました!
「週刊朝日」で10年間(2013-2023)続いた書評です。全490冊から選ばれた154冊、テーマ別に分けてあります。
千本ノックならぬレビューの154冊ノックです。斎藤美奈子さんの凄さに一歩も動けず、お見事です!
ひまわりめろんさんも「プロ中のプロですからね 簡単にはまねできませんよ」おっしゃる通りです❕
もうひとつ、表紙の「意識高めの150冊」のワードが気になります。読みすすめると、わたしが思うに意識高いのは「本」ではなく、どうみても斎藤美奈子さんの方でしょ。美奈子スコープのフィルターで、社会・政治など世の中の気になる点を浮き上がらせてからの、最後のコメントでサバキます。
わたしは読みたくなった本がほぼなくて、自分の意識の低さがわかりました。意識低い系なの?救急車よばれそう。
マネできない美奈子さんのスタイルですが、よく見るとブクログでも時々見かけるような気がします。
複数の短文引用を美奈子さんの言葉でつながれています。引用文は< >で閉じられているんです。その記号の見た目から、わたしには斎藤美奈子さんが本のエキスをチューチュー吸い取ってるみたいに感じました。美奈子さんは、十分にエキスを吸い取ってから、コメントをぶちまけてます。
そうなると、タイトルは『あなたの代わりに読みました』ですが、わたし的には『あなたの代わりに言いました』としか思えませんでした。
だもんで、世の中に何か言いたいことがあってモヤモヤしている人におススメです。代わりにズバッと言ってくれてるかも。
図書館で借りました。ふと見ると、背表紙に「ティーンズ」のシールが貼られてる!えぇ~、完全なるジジババ向けの本かと思ってたのに「ティーンズ」とは!
図書館の人が中高生に「意識高い本」を読んで欲しかったのかな。企みがうまくいくことを祈ります。(^^)/