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オールド・ラング・サイン コロナ後の日本 新着
著者 著者:渡部 寿春
「オールド;ラング;サイン」は、有名なスコットランド民謡。日本では「蛍の光」に変わり卒業式などで歌われている。ロバート;バーンズという国民的詩人が詞を作った、久しき昔を懐...
オールド・ラング・サイン コロナ後の日本
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商品説明
「オールド;ラング;サイン」は、有名なスコットランド民謡。日本では「蛍の光」に変わり卒業式などで歌われている。ロバート;バーンズという国民的詩人が詞を作った、久しき昔を懐かしみ、旧友と杯を手にして友情を交わす歌である。スコットランドに留学した経験を持つITコンサルが、コロナ後の日本を語る回想録。自身のユニークな人生体験を追憶し、コロナ前の社会に別れを告げる。
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紙の本
奇遇の連続が面白い
2023/12/20 17:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好き健 - この投稿者のレビュー一覧を見る
37才で英国MBAに留学するストーリーも面白いが、若い時に統一教会に献身して脱会する流れが最初の山場となっていて読み応えがある。安部元首相銃撃事件の一年前に出た本なので1980年代にどんな活動が行われていたかよくわかる。長い間IT業界で働いて経験した業界の裏話や問題もDXが話題の今、参考になるエピソードが多い。高校を3度停学となり専門学校に進学することになった著者が、放送大学を卒業後に英国にMBA留学するのを決めた理由は、森林ボランティアで総合商社のOBと知り合い留学を勧められたことだった。意外なことで人生が変わるドラマがある。留学先のスコットランドで著者の課題が解けて行く感じがした。最終章で教育、経済、働き方、公共、外交、宗教、コミュニティなど多角的な視点から日本の変革を提言している。深い洞察が感じられる考察であり、崩れ始めた戦後社会への決別となっている。