- 販売開始日: 2024/08/07
- 出版社: 朝日新聞出版
- レーベル: Nemuki+コミックス
- ISBN:978-4-02-214400-3
ヌエの絵師(14)
著者 猪川 朱美
激動の時代を生きた稀代の絵師と依頼者たちの物語が遂に完結!! 召集された英二郎が乗った列車が米軍機に銃撃された。東京大空襲直前、戦況が厳しくなるも東京に残った人々の生死は...
ヌエの絵師(14)
商品説明
激動の時代を生きた稀代の絵師と依頼者たちの物語が遂に完結!! 召集された英二郎が乗った列車が米軍機に銃撃された。東京大空襲直前、戦況が厳しくなるも東京に残った人々の生死は……。読み切り作品も収録!!
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完結巻
2024/09/10 06:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻からずっとゆっくりと追いかけていた作品
最初読み始めた頃はこんなところにたどりつく物語になると思っていませんでした。
思ってもいなかった作品になりました。
今巻も涙なしでは読み切れませんでした。
義則くんの父のこと(おばあさまや義次さんのこと含めて)
義則くんのこと(最強のお守りの祖父と父の愛する歌)
カヲルくんの出征前のこと
道子さんや田中さんや
田崎さんや和尚さんや
戦時下の生活
失われていくもの
すべてをなぎ払っていった東京大空襲のこと
傷つきながら残った命
菅沼先生まで招集されて。
そして、戦後になってからの人々
最終巻読み始めから胸が締め付けられ続けたのですが、
最後は息をすこしだけつくことができました。
彼らの生が今現在に続いているのだということを深く感じます。
そして、戦火の色濃くなっている今の世界を祈るような気持ちを持ちながら思います。
この物語の最後まで読むことが出来たことに感謝を。