- 販売開始日: 2024/12/16
- 出版社: U-NEXT
- ISBN:978-4-911106-27-3
また団地のふたり
著者 藤野千夜
生家の団地に暮らす、なっちゃんとノエチ。イラストレーターのなっちゃんはフリマアプリで「不用品」を売買し、大学非常勤講師のノエチとおしゃべりをしては、近所のおばちゃんたちを...
また団地のふたり
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商品説明
生家の団地に暮らす、なっちゃんとノエチ。イラストレーターのなっちゃんはフリマアプリで「不用品」を売買し、大学非常勤講師のノエチとおしゃべりをしては、近所のおばちゃんたちを手助けし、ちょっとした贅沢を楽しむ。共同菜園でイチゴを摘んだり、フリマイベントに出店したり、健康診断の結果を気にしつつも台湾料理をつまみに台湾映画を楽しんだり、実家じまいをしたり…。50代(前半)、独身、幼なじみ、変わらない二人の生活。幸せのひとつの形を描く、理想的な「二拠点生活」物語。
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ふたたびこの二人に会える
2024/12/20 07:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2024年の流行語大賞「ふてほど」は、民放のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略したもので、
ドラマを見逃したものにはどうもしっくりこなかった。
このドラマは見逃したが、NHKの朝ドラ「虎に翼」や大河ドラマ「光る君へ」など
今年も見ごたえのあるドラマも多かった。
中でも、面白かったのが、これもNHKBSだが「団地のふたり」。
2022年に出版された藤野千夜さん原作のドラマ化。
団地で暮らす50代なかばの奈津子さん(なっちゃん)と野枝(ノエチ)という
幼馴染の、なにげない日常を描いた前作の感想にこう書いた。(2022年12月1日の記事)
「読めば、きっとこんな関係っていいなと思えるし、結婚しなくても、それってちっとも構わないことかもしれない。
そんなことが思えたりする。」
そんな原作の雰囲気を、ドラマは見事に再現していた。
そして、この『また 団地のふたり』である。
「また」とあるように、前作の続編。
本書にある著者略歴の最後に「(第一作が)テレビドラマ化し話題に」とあるから、
その話題があればこその続編だろうが、
この二人に続篇というのは似合わなく、ただそこにある日常が続いていて
読んでいてとても安心する。
この二人のように生きたいと、原作を読んで、あるいはドラマを見て
思った人は大勢いただろう。
なので、この「また」を本屋さんで見つけた時はどんなにうれしかったことか。
そういえば、前作の感想でこんなことを最後に書いていた。
「なんだか、こたつで寝転んで読んでもきっと構わない本だろう、もちろん、褒め言葉として。」
ドラマもこたつで寝転んで見るのもいい。
名コンビ
2024/11/27 14:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういうダラッとした、っていうと語弊があるかな、生き方もいいよね。
事件には出くわさないのがいいし、変な能力なくてもいいし。
でも、そのまま生きていけるのかなあ、今の日本で。
団地の二人のその後
2025/03/01 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの、なっちゃんとノエチ、のその後のお話です。この二人のなんでもない日常生活が、とても良くって……。大学非常勤講師のノエチと,イラストレーターのなっちゃんと。フリマアプリやら、ご近所さんやら、とてもリアルです