そこまででもない
2025/04/07 11:26
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
だいぶ評価高いみたいだけど。
メインの2人は、かなり早い段階からお互いの性向を把握してたってことだね。
かなり非現実的な感じで、片方が支えて。
筆力は認めるけど、強引さも残る。
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2025年上期最大の注目作!
伏線の“輝石”が各所に散りばめられた、“奇跡”のような作品
『ブレイクショットの軌跡』
読了後、思わず「上手い!!」と、膝を打ってしまった!
プロローグから、ミスリードを掴まされエピローグで感服してしまった。
全てが、一直線!
点と点が繫がって、一直線になったとき、思わず唸ってしまいました!
タイトルも絶妙です。
兎に角、逢坂さんは全てが格段に上手く、そして進化しているのではないでしょうか。
決して上目線ではなく、お読みいただくとおわかりになると思います。
賛否あるかと思いますが、★鬼5とさせていただきます。
何か大きな賞を取る予感が、、、
逢坂冬馬
今後も期待です!!!
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一気読み。
ブレイクショットをめぐる、それぞれの物語がどれも印象的で、読んでいる間ずっと興奮していました。
各物語のつながりを少しずつ意識させられながらも、予想を裏切る展開もあり大満足。
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図書館で予約2番目で借りられました。
前に借りた人は本当に読んだのかと思うほどきれいな本で新品同様でした。
鈍器本です。
577ページあり重かったです。
読んでいて肩が痛くなり、指が腱鞘炎になりそうでした。
皆さん「面白い!凄い!」というような絶賛レビューを何件か拝読していたので、期待値が上がり過ぎていました。
一体この先にどんな面白いストーリー展開があるのかと思い読んでいました。
私は期待値が上がり過ぎていたので、それほど凄いとは思いませんでした。
でもラストは「そういう風に繋がっていたんだ~!」と思いました。
私は車とか全然詳しくないので「ブレイクショット」という名の車が実在するのかわからず検索するところから始めました。
日本製SUV,ブレイクショットという車の周りに起こった出来事です。
車の期間工。
サッカー選手になりたい高校生とそれをサポートする同級生。
特殊詐欺グループ。
中央アフリカ共和国にいる少年。
などの話が入り混じっています。
登場人物では同級生をサッカー選手にしたいと思う後藤晴斗。
元「バンドル」の門崎亜子の二人が特に魅力的だと思いました。
LGBTQの方々へのメッセージは伝わったと思います。
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二作目が空振り気味に終わったので、作家生命を賭けて挑んたのだろう大作だ。前二作とは違って、主な舞台を日本に移している。そのことで前回よりも細部が濃密に書かれている。タイトルの「ブレイクショット」には二重の意味があると思う。しかし、ビリヤードの意味のほうで言うと、ブレイクショットのあと、九つの球が弾かれて、ポケットに落ちていくように、登場人物と出来事とが連鎖して展開していく。あとは、まじめな人間は絶対に報われなくてはならないという著者の勧善懲悪の思想は不変。これを読者や直木賞選考がどう評価するかだろう。
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同志少女を、そして歌われなかった海賊を描いた逢坂冬馬だからこそ描けた一冊。
現代の日本が舞台、というのも驚いたのだけど、なんのかかわりもない、まったく別々の世界で生きる8人の登場人物たちを8つの物語で描く連作長編というのにも驚いた。それぞれの物語がそれだけで一冊の長編になりそうな重さと濃さ。それを一冊にまとめるなんて!贅沢すぎやしないか、逢坂さん!
これはこの先どうなるんだろう、どこかで繋がるんだろうけど、全然わからない、なんてことは時々頭に浮かんでもぽいっと放っておくがいい。
自動車工場の期間工が、アフリカの若き兵士が、タワマンに住む成功者が、善良なる板金工が、サッカーで夢を追う少年たちが、追い詰められた会社員が、ブレイクショットという名の車で繋がっていく。
広がり続ける物語の中で、ふと自分の居場所を見失う心細さと、このまま信じて読んでいけばきっと大丈夫という信頼がないまぜになった読書時間を堪能。
怒涛のようにたたみかけるラスト。物語は終わるのではなく、新しい扉を開くのだ。
気持ちいい。読み終わった後の気持ちよさ、別格だ。
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#ブレイクショットの軌跡
#逢坂冬馬
1台のSUV、ブレイクショットの軌跡を追いながら、特殊詐欺やYouTuberに絡む現代社会の闇の世界を描きつつ、交互に中央アフリカ武装組織の少年兵のエピソードが織り込まれている。やがてそれは一本の糸で繋がっていく、という物語。
#読書好きな人と繋がりたい
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何の話かわからず読み出したらとんでもない物語だった。全てはつながり完結する。数多くのメッセージを受け取り自身の中で様々に波及する。全てを把握することは難しいが。
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面白いけど長い。
伏線はしっかり回収して繋がっていくのは良かったし、あー!となることも多かったが、面白くて読みやすい章、何を言ってるのか分からない章(場面)との差が激しすぎ、説明が多くて映像が見えてこない場面が多かったです。
面白い章はめくる手が止まらなかったので、もっとコンパクトだったらなー!と思います。
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1つの章だけで1冊の小説が書けるのではないかと思うほどの濃密な内容。
テーマもさまざまであり、最後どのように繋がるのかワクワクしながら読み進むことができました。
ラストは伏線回収だけでなく、予想外の展開もあり、タイトルの持つ本当の意味に深く感銘しました。
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ページ数が多いわりには、読み応えのような満足感はなかった。
外国の話は丸々カットしてスッキリさせたほうがいいような気がする。
ボリュームがあるわりには、中身が薄く感じた。
一つ一つの章が面白い分
結局この本はどこが面白かった…?と思ってしまう。
なんかなぁ、ストーリーは面白いんだけど。
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多くの人物が登場し、場面を変え、時代を超え互いに影響を及ぼしあう様子はまさに布を編むようで見事であった。しかし、関係が複雑すぎる印象。それが物語に深みを与えてるなら良いと思うが、雑多に無理やり関係を結んだ感が否めない。
同志少女よ、敵を撃てを超える傑作と謳われていたために少し残念。
社会派小説は久しぶりに読んだが面白かった。途中半暮刻を思い出させる場面があったが晴人が悪人に染まっておらず救われた。
前二作品と毛色がかなり異なる作品。今後に期待。
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逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』読了。
8人の語り手によるそれぞれの物語が、ビリヤードの最初の一打の名を冠する国産SUVにまつわるエピソードに弾かれるように次々に思いがけぬ影響を与え連鎖していく構成の面白さが光る。
現代日本の風潮に物語を以て抗うという作者の強い意志を感じる優れた一品。
逢坂冬馬の過去二作は第二次世界大戦下の欧州の少年少女の物語であったけれど、現代日本を舞台にしても非常に魅力的な物語を書ける人だなと。月村了衛の影響を本人も公に語っており、本作の闇社会周りや詐欺をはじめとした闇ビジネススキームにまつわる応酬や駆け引きの凄味、面白さは本家に引けを取らないし、そこにSNSと自尊心や集団心理のようなものを絡めてくるのは小川哲『君が手にするはずだった黄金について』を彷彿させつつも、より逢坂らしさが出ているように感じた。そして、やはりというか徹底して社会的マイノリティの側に立った視点を織り込むというところに逢坂という作家の骨があるのだという宣言にも思えた。信頼できる書き手としてこれからも読んでいきたいし、応援したい。
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夢を諦めそうになったときに読み返したい。
過去ではなく、未来について考えさせられる一冊。
映画化して欲しい!
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なんとか読み切った。…が、結局何のお話だったのか?個人的にはあまり読み取れず、各所で絶賛されてますが、それほど刺さりませんでした…。not for meというだけだったのでしょう。