- 販売開始日: 2025/03/26
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-538854-9
作家の黒歴史 デビュー前の日記たち
著者 宮内 悠介
自分の黒歴史、ここまで弔えますか?一度は滅却したブログ、mixi、日記を掘り起こし、過去の尖りまくった「自分」と出会いなおすことで見えてきたものとは――?「宮内さん、そん...
作家の黒歴史 デビュー前の日記たち
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商品説明
自分の黒歴史、ここまで弔えますか?
一度は滅却したブログ、mixi、日記を掘り起こし、過去の尖りまくった「自分」と出会いなおすことで見えてきたものとは――?
「宮内さん、そんなに見せちゃっていいんですか?!」担当編集も驚愕!
作家・宮内悠介が赤面必至(!?)で挑んだ、著者初にして最高にソウルフルでファニーな自己批評エッセイにして弔いの鎮魂歌!
――もちろん、いま現在も恥ずかしくて間違っていることは疑いない。
作家・宮内悠介が誕生する十年以上前。
誰に向けてでもなく、一人虚空に吼えるように書き連ねた大量の日記、詩、散文の数々。
思想強めに自己を開陳、息を吸うように政治の話をし、プログラマとして働きながら本当に作家になれるのか怯え、終わった恋を引きずり、呪われたアパートに住みながら、深夜に街を徘徊したあの頃――。
ダークサイドに追いやった過去の自分と対峙した先、聞こえてきたのは、どこまでも「純」な生命の息吹だった!
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黒歴史
2025/04/24 20:56
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー前にWEB上で公開していた日記に、自ら突っ込みを入れて解説をした、自虐的とも言える異色のエッセイ集。
膨大な日記の中から一部をピックアップして紹介する著者のように、読み手もこの中から何か刺さるものをピックアップして目を向けると、とても有意義な時を過ごせる。
ただ、かなりイデオロギーを強く感じ、その部分にばかり目を向けてしまうと、刺激が強すぎるかもしれない。
豊かな感性故の生き難さ、自分と違う人間を肯定する事の大切さなど、痛みを伴った叫びが非常に印象的だった。