☆天久鷹央の事件カルテ☆
2025/04/12 23:25
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹央の天敵にして、天医会総合病院の院長、そして鷹央の叔父である天久大鷲。
彼が手術を執刀した都議会議員が「このままでは、自分は殺される!」と大鷲を告発し、警察に助けを求めた。
まさかの状況に混乱する鷹央たち。独自の調査で怪しいクリニックの存在を突き止めるも、やがて事態は殺人事件へと発展し、病院の存続がかかる最悪の事態に・・・
容疑者は天久大鷲
果たして、鷹央は叔父の容疑を晴らし、病院に平穏を取り戻せるのか!?
鷹央ちゃんの叔父さんが意外と素敵だった
2025/05/10 06:36
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹央ちゃんの叔父(院長)を頼って入院してきた議員さんが病院から脱走し、殺されて発見されたという事件。どうやら標準治療でなく胡散臭い民間療法にはまっていたみたいで・・・というストーリー。叔父さんが意外と外科医として優秀で、人間的にも魅力的な人物でした。トリックは想像通りでしたが、結構楽しめました。
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鷹央の天敵、叔父の天久大鷲が容疑者となる。大鷲は嫌なヤツだと思っていたけど、地域医療のこととか、鷹央のこととか、ちゃんと考えてはいるんだなと少し見直した。次は是非一度、天久翼先生と鷹央先生とで一緒に謎を解いてほしいなぁ。
アニメ化に次いでドラマ化もされ、このシリーズが大好きな私は本当にうれしい。
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今回は鷹央の天敵、院長であり叔父の大鷲が殺人事件の容疑者に。真犯人はきっと別にいるんだろうなと思いながらもドキドキしながら読んだ。
患者の弱みにつけ込んだ代替医療のクリニックも登場していたけど、これは実際にありそう。
自費で高額なことがまるで効果があるかのような気になるというのは、確かになと思った。
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詐欺医療行為との対決でしたなぁ。
私は既に両親と死別しているので、こうした詐欺とは関わりなさそうですが。
自分に対して言えば、引っ掛からないかな。やりたい事は一通りやり終えて、終活を考え始めてるから。
病は治るかもしれないけど、老いは治らないですからね。
今度、知念さんにこのシリーズで老いを書いてほしいかも。
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天医会最大のピンチ。まさか殺人事件の容疑者が天久大鷲とは…
犬猿の仲な鷹央と大鷲だけど、今回ばかりは利害の一致で共闘でしたね。
桜井刑事も良い味出していて、今回は頼もしい味方でした。
ここまで大鷲と鷹央が絡むのも珍しい展開でハラハラしつつ、やはり根底は患者の事を思ってと言うのは同じですね。
また次は敵同士ですが、たまにはこんな共闘もあると嬉しいです。
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天久鷹央シリーズ最新作は大鷲院長が容疑者となるストーリー。鷹央と大鷲が対峙しながら協力して犯人に向かうのが新鮮です。登場人物が少ないので、結末はまあそうだよねという感じですが、医療トリックは予想外で楽しめました。
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今回は、いつも敵対しあってる叔父、天久大鷲にかかった殺人容疑を晴らすべく、その謎に挑む鷹央。そして謎を解くために相変わらず、時々暴走してしまう彼女を必死で止めながらも協力する小鳥遊先生と舞。会えば憎まれ口を言い合っていた叔父と鷹央の二人だけど、お互い病院のこと、患者の立場を思って、結局は同じ方向を向いているのかなぁと思った。そして、叔父に対しては、いつも鷹央に対してとても厳しいが、実は意外といい人じゃんと思った。
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天久鷹央シリーズの最新作(2025/4時点)
今回は院長が大ピンチ
統括診断部を潰そうとしていた
院長を助けることで、
部の存続も保証されたし
めでたしめでたし
アニメもいいけど
ドラマでの橋本環奈が
鷹央先生に合っていて良いけど、
1話=1冊ではもったいないかな
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今回もまた、医学の知識がなければ絶対に解けない謎だった。
ミステリ好きな読書家たちが、きっと満足できる作品だろうと思う。
本作も知念実希人作品の特徴である、後半に進むにつれて体育会系の熱い展開が待っているので期待してほしい。
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安定の面白さ。
"鏡面のエリクサー"というタイトルに納得感しかないトリック。
いつもの掛け合いが繰り広げられる中でも、医療とか病院に関する作者のメッセージが組み込まれていて、毎回新しい知識が得られる。
小鳥先生はどんどん外堀が埋められていっている気がするが、今後どうなるんだろうか…
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叔父であり天敵であり院長である大鷲が殺人事件の容疑者になり、病院の存続がかかるなかでタカノイケトリオが真相を暴くために奔走するストーリーや意外な犯人はもちろん、事件の背後に隠された『エリクサー(万能薬)』の正体に驚かされ最後までドキドキしながら読み終えた。それにしても院長は小鳥遊のことをめちゃくちゃ買ってるな…あまつさえ鷹央先生とくっつけることを考えるとは…
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大鷲に悪いイメージはなかったけど、ものすごく良い人に見方が変わった
いろんな病院に通ってきたが今まで詐欺行為をされたこともないし病院や先生を全面的に信用してきただけに患者の弱みにつけ込む詐欺は許せない
最近天久鷹央のドラマも始まったし、シリーズがまだまだ続きそうで楽しみです
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知念実希人さんの天久鷹央シリーズ最新刊は、長編に戻った。何度も存続の危機に陥った天医会総合病院だが、今度こそ本当の存続の危機か?
鷹央の天敵にして叔父である、天医会総合病院の院長・天久大鷲。彼が手術を執刀した都議会議員が、大鷲に殺されると警察に告発した。そして田無署の成瀬が天医会総合病院にやって来たのだが…事態はどんどん悪い方向へ進んでいく。
常に統括診断部潰しを画策し、シリーズでは悪役的ポジションだった大鷲。鷹央たちの「探偵ごっこ」を苦々しく思っていた彼が、鷹央に頼らざるを得なくなった。深刻な展開のはずなのに、鷹央はこの状況を面白がっているような…。
大鷲の名誉のために言っておくと、大鷲は単純なコスト主義ではなく、病院の安定維持こそが地域医療に寄与するという強い信念で動いているし、そのことは鷹央とて理解している。何より、今回の背景には鷹央が憤る理由がある。
その大鷲が、まんまと飛んで火に入る夏の虫になる展開に、さすがに突っ込みたくなった。罠にはまったと自覚する大鷲だが、逃げずに自ら通報する。その結果、彼は容疑者筆頭になる。警察が逮捕状を請求し、メディアに漏れるのは時間の問題だ。
もう一つ突っ込みたいのは、警視庁の桜井である。何度も鷹央に頼ってきた桜井だったが、今回はさすがに露骨すぎてどうだ。成瀬でなくても窘めるだろう。捜査本部に桜井がいなければ、大鷲の逮捕・起訴で処理されていたとはいえ。
昨日の敵は今日の友か、過去作品で鷹央と敵対したある人物が、鍵を握る。現場の環境ならではのトリックと、逆転の発想とでも言うべき(もちろん許しがたい)トリックなど、読みどころは豊富だが、最後はあっさりしているような。
今回の件を通じて、鷹央と大鷲の丁々発止の関係に変化が訪れるかどうか。最後に大鷲が小鳥遊にかけた言葉は、本音なのか? 今後もシリーズのファンであり続けるが、刑事事件ばかりではなくシンプルな医療ドラマが読みたい気もする。
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人気シリーズの新刊。
今回は鷹央先生と対立している、叔父の大鷲先生に焦点を当てたエピソード。
…正直なところ鷹央先生が叔父をそこまで毛嫌いする理由がいまいち読み取れなかった。
スタンスは違えど、患者を第一に考えるのは同じなので…やり方が気に食わない、というのであれば逆に鷹央先生のほうがよろしくない印象を受けてしまう。
犯行手順は、過去作を読んでいるとおおよそ見当がつきそうな気がする。
結末が駆け足気味だったのが少し残念。読後感に浸れなかった。