ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論 みんなのレビュー
- 著:朝倉祐介
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2018/08/31 12:14
教科書レベルのファイナンス思考
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
そこまで画期的なファイナンス思考について書かれている感じではなかったように思う。
ファイナンス思考の重要性については説かれていると思ったが、具体性については欠いている印象で、経済学入門者に対して書かれた本ではないと感じたので注意。
2018/12/15 15:11
他の書籍と見比べてみると
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホンの無視 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書ではフェイスブックによる買収をシナジー狙いであるかのように書いているが、「イノベーションのジレンマの経済学」では、ざっくり言えば、自社のマーケットに入り込まれることによるパイ縮小を防ぐための行動と分析されており、また、GAFAについて書かれている書籍や雑誌の記事では、「資金力で競争相手を飲み込む」ためのものとほぼ断じられている。
また、JTの買収は、タバコ業界が新規の参入があまりない規制産業であることを考えれば、単なる企業買収ではなく競合相手を消し去ってしまう効果もあり、買収によるシナジー以上のメリットがあることは明らかである。
本書は、「PL脳」「ファイナンス思考」などの概念を世に出したという点は評価できると思うが、自説を補強するために特定の事象に対して一般的な解釈とは異なる解釈を無理にあてがっている様な場面もある様に感じる。
内容をあまり素直に受け止めすぎずに、ファイナンス以外の要素についても考えてみたほうが楽しめるかもしれない。
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