怪しの晩餐 みんなのレビュー
- 牧野修(著)
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電子書籍怪しの晩餐
2018/10/15 23:08
ホラーでもなくミステリでもなく・・・
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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直、見出しと目次には、あからさまに人体を指し示す月へんの漢字が並んでいて、興味をそそられる。
「どんなエグさが待っているのか?」と期待せずにはいられない。
ただ、読み始めればまぁなんとなく仕掛けは見えてきてしまうのだ。
確かに、生きることは食べる事であり、食べる事は他の命を殺す事である。
しかし問題は、素材は素敵でも著者の「調理が全くなっていない」のだ。
名簿屋、ボーシ屋、人肉嗜食、食事そのものを忌避する特異な摂食障害。さらに、食べる事そのものにまとわりつく忌まわしい記憶。
名簿に載った彼らと、殺し殺される命運に必然はあったのか?
そんなものないんだけれどね。
なにしろ、形無しの終幕で、“植え付けられたモノ“が全てだったのだから。
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