無人島に生きる十六人 みんなのレビュー
- 著者:須川邦彦
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電子書籍無人島に生きる十六人
2017/01/29 19:30
まっすぐで気持ちがいい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治の海の男たちの漂流記。爽やかでまるで絵本を読んでいるような感覚に陥ってしまうが、ところが現実は過酷で、死ぬか生きるかの毎日だったことがよく分かる。ただどうして絵本のように牧歌的で穏やかな気持ちになってしまうかというと、これはもう男たちが恐ろしく品行方正、まっすぐで邪心のカケラもないからだろう。部下たちは上の意見を敬い、どんなことも学びとっていく。上は上で、そんな部下の命を疎かにせず、とにかく生かしてやろうという気持ちが強い。大なり小なりコミュニティーがこのように機能すれば、争いとは無縁になるだろうな。
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