動物のおじいさん、動物のおばあさん みんなのレビュー
- 高岡昌江
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本ライオンのおじいさん、イルカのおばあさん 動物のおじいさん、動物のおばあさん
2016/12/30 15:31
生きてくれて、ありがとう。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前著「動物のおじいさん、動物のおばあさん」と同じく、飼育されて長生きしている動物を「履歴書」「飼育係の方からの聞き書き」「写真集」などで紹介します。
指示通りの芸をしなくても喜んでもらえたり、新米の飼育係が違うことをするとちょっと怒って知らせてくれたり。やっぱりおじいさんおばあさんには年の功がある。なんだか「生きているだけ」でいろいろ教えてくれる存在。動物園のおじいさんやおばあさんもそういう存在のようです。
長生きしていれば、それだけ「お別れ」も近い。本書の取材中に「長寿記録更新」が終了した方も。それでも「こんな生き方もある」という記録はしっかりと残されたのだと思います。
「いきてくれて、ありがとう」。「歳をとること」をいろいろと考えさせてくれました。近くにいる、人間のおじいさん、おばあさんにも同じように接してあげられる気持ちを忘れないでいたいと思います。
2016/12/30 15:28
動物にも「人生」がある。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物園にいる「おじいさん、おばあさん」を紹介している本。
「なるほどね」とまず思いました。動物園に行って動物をみても、あんまり「これはおじいさんだから」とかまで考えが及ぶことは少ない。ましてや「このおじいさんはどんな歴史をもっているのか」までは。
いろいろな動物園にいる「日本一高齢」や「世界一高齢」の動物をそれぞれ、履歴書(経歴や好きなこと、得意なことなどをまとめたもの)、飼育員さんからの聞き書きと写真集で紹介していきます。何度も動物園を移動していたり、何匹も子供ができているなど、長く生きているとさまざまな歴史を持っているのだなあと「人生」を感じてしまいました。
「人生」と書きましたが、読むほどに「人間とおんなじ」感じ方をしてしまうようになっていきます。好きなものが「マテバシイの葉」とあるカバのバシャンさんには「他のはっぱとどこが違って美味しいの?」と聞いてみたくなったり。「動物にも、人生がある」。まえがきにもありましたがまさにそのとおりでした。
飼育員の方たちの話し方も、友達や自分自身のおじいさん、おばあさんのように接している感じです。人間と同じく、彼らもいつかは死んでしまうもの。それをいつも考えていて「わすれてしまうことが、一番かわいそうなのかな、と思います。」と書かれていたり、毎日寝てばかりでも「勝手に生きていてくれるときが、一番うれしいんです。」と感じていたり。それぞれ味わい深い言葉でした。
動物園に行って動物を見ても、これからは少し違う味方になりそうな気がします。なにより「年をとること」「生きていること」を考えるようになりそうです。
紙の本ライオンのおじいさん、イルカのおばあさん 動物のおじいさん、動物のおばあさん
2016/10/27 19:57
おもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々日本には居なかった動物園や水族館の生き物たちがどんな事情で、どうやって日本にはるばる来たのか教えてくれる絵本。優しい語り口ですごく分かりやすかったです。どの飼育員さんにも受け入れる側として動物たちに対する愛情がすごく感じられました。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |