「ハルチカ」シリーズ みんなのレビュー
- 著者:初野 晴
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紙の本退出ゲーム
2010/12/14 04:19
爽やか青春ミステリ。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初野晴さんの、名前も私の耳に届いてきたので、
順番的には、「1/2の騎士」かと思いますが、読んでみました。
上条ハルタと穂村チカは、部員が少ない弱小吹奏楽部に所属する幼馴染。
二人は、異性なのに、恋のライバルが同じというちょっとイレギュラーな
関係です。(色々推測してみてください)
そんな二人が、学校内の謎(ミステリ)を解いていく、連作短編ミステリです。
私の好きな、人の死なない小さな日常の謎を解いていきます。
表題作の「退出ゲーム」は、詳しくないので、判りませんが、
演劇関係では、よくある即興劇なんですかね?
推理小説のコリン・デクスターなんかのアクロバティックな推理のツィスト
とよくマッチしていて、いくつ推論をたてれるかの作家パワーの
ベンチマークを見ているようでした。
脇のキャラたちも、キャラ立ちしていてなかなかほのぼのしているけど、
楽しい感じです。
学校のワイワイがやがや楽しい感じですね、、。
まぁ、ちょっと予定調和なかんじもあるけど。
学内の小さな謎を解く青春ミステリということで、
米澤さんの小市民シリーズにちょっと似ている気もするけど、
作家の資質の差で根本的な部分がちょっと違う感じです。
あんまり欠点のない作品で、楽にたのしめました。
電子書籍惑星カロン
2022/06/05 07:27
文化祭後
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文化祭が終わり、3年生が引退して気持ちの入れ替えが大変な頃、吹奏楽部の穂村千夏は自分のフルートに物足りなさを感じていた。そんな時、楽器店で出会った総銀製のフルートは呪われているという。暗号、全開事件、都市伝説を詰め込んで、表題作を含む4編の連作短編集。
このシリーズをここまで読んできてよかったと思える1冊です。
連作短編として、この巻が素晴らしいのはもちろん、このシリーズを通しての穂村チカの成長と全体の謎への接近が見られて、この先がもっと楽しみになりました。
電子書籍ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇
2017/05/05 16:50
これまでのお話、読み返したくなるなる。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼らのことを知ってから年月も経っているので、思い出しつつ。今作も出会いは大きいと思わせ、彼らが繋がれたことを羨ましく微笑ましく思ってしまいました。これからがまた気になりますね。本編の新作待ち遠しいなぁ。
2022/09/30 14:02
番外編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編は、あの恋内容で書くのは大変だろうな。
コンクールまでは書くつもりなんだろうし、先生の件ももっと深く書くつもりなんだろうけど。
期待しながら待ちます。
紙の本千年ジュリエット
2022/09/25 10:56
文化祭周辺の出来事
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
菜休みが終わって、文化祭周辺で起こる出来事。
必ずしも、主人公目線ではない。
過去作品のキャラクターも出てきて、おもしろい。
紙の本退出ゲーム
2020/03/31 23:29
爽やかで時に苦い、日常系青春ミステリ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主役は廃部寸前の吹奏楽部に所属する、元気いっぱいなチカと美少年のハルタ。
二人は部員集めに奔走する中で、様々な謎に直面することになります。
高校生らしい軽いユーモアと恋心も織り交ぜながら、謎の真相は切実だったり、時に重苦しかったり…。その絶妙なバランスに思わず引き込まれていきます。
今後、ミステリアスな草壁先生が抱える謎も解かれていのか、続編も気になる展開です。
紙の本千年ジュリエット
2016/11/30 21:40
ハルチカシリーズ第4巻
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハルチカシリーズの原作小説第4巻。この巻あたりから、アニメ化されていない話になってくるみたい。これまでは問題を解決して部員を増やす話ばかりだったけど、今回は清水南高校の吹奏楽部を外側から眺めるような話が多くて、これまでとは違った視点でのハルチカを楽しむことができた。
紙の本退出ゲーム
2016/03/20 18:16
新たな雰囲気のミステリー小説
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投稿者:睦月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない。」
普通の恋愛小説を想起するような言葉でこの小説は始まる。
普通に親友と三角関係かなと思うが実際は全然違っておもしろい。
しかし中身は学園ミステリーである。
普通の推理小説と違って人がしなないためある意味軽く読めるし文章もおもしろい。
しかし章を進めるに従ってだんだん真相が内容が暗く重くなっていく。
また、本来の吹奏楽部を立て直すという目標が隅に追いやられているかんじが否めない。
だが、謎の作り方が今まで読んだどれとも違って(人が死なないから当然かもしれないが)驚かされて面白いと思う。
一話完結なので隙間時間に読むのにオススメである。
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