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新耳袋 みんなのレビュー

  • 著者:木原 浩勝, 著者:中山 市朗
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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本新耳袋 現代百物語 第6夜

2004/07/25 13:58

怖いけど読みたい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:冬可 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「新耳袋」も「第六夜」まで読み進めてきました。まだ読んでいない人にお話しするとすれば、これは必ずしも「ほんとにあった怖い話」というのとは違うんですよ。私がこのシリーズを読み続けるのは、「本当にあった話」ということと、作者の真摯な取材と編集に対する気持ちに信頼を置いているということもあるんだけど、中には「怖くない話」もあるんです。怖いのは無限に怖いけれど。訳も理由もわからないけれど、ある日突然とか、いつもいる場所でとか、今まで生きてきた中でたった1回だけだとか、そんなふうにふつうに生きているふつうの人が経験したことを、感情や検証討論とかそんな無駄な物を加えずに語ってあるのがいいのかもしれません。誰がなんと言っても実際に経験したという強みのような、だからといってそれを声高に言ったり理由を無理矢理追求したり、周りに押しつけたりしていないところもいいですね。あ、それからもうひとつは、「夜にまつわる〜」とか「建物にまつわる〜」とか「路上で出会った〜」なんていうふうにまとめてあるのも読みやすいかも。この「第六夜」では、「噺家に関する六つの話」というのが新しいですね。やはり芸能関係のお仕事をしている人の体験談はとても多いけれど、それ以外のお仕事の人がひとまとめにされて紹介してあるのは初めてです。まあ、噺家さんもラジオテレビとは縁がありますけど。ほかに「第六夜」には「絆を感じる話」が14話まとめられていたのが良かったですね。個人的には「約束」が好きでした。ただ単に怖いと言うだけでなく、読んだ方それぞれに心に残るお話が在るかもしれません。どうですか? 新耳袋で未知の扉を開いてみては。

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紙の本新耳袋 現代百物語 第10夜

2023/05/12 15:50

本書には都市伝説にもなってる、百目が出てくる。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

章をひとつとしての、九十九話+ちょっとした文章。
色々迷走してたけど、最初からこのフォーマットで良かったのではないだろうか。

本書には都市伝説にもなってる、百目が出てくる。
この本より前かもしれないが、西原理恵子の漫画でも、百目の目撃例があったはず。
もちろん、西原の見た百目と、この本で語られる百目、都市伝説化した百目はそれぞれ別人という可能性があるし、絆創膏はそれを可能にする、ある種の匿名性、ブギーマンのマスクのようでもある。

本書で、『新耳袋』はおしまいですが、いくつかの話は執筆時には終結しておらず、代表作『山の牧場』は今も物語を生み出し続けている。

あとがきに二人は親友とあるのだが、今のところ続編などは編まれていない。

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紙の本新耳袋 現代百物語 第9夜

2023/05/06 06:25

怪談の信憑性を高めるためには、複数の目撃者の証言が揃うことが大事で『貴賓館』は体験者の数が多いことから複数の証言が積み重なってできている。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回も少しばかり段落わけを変えてますが、初期に戻ったようで、たぶん木原氏のもやもやは落ち着いてきたっぽい。

今回の大ネタは、『迎賓館』ですが、話の前に同じ語り手の警備員怪談がいくつかおさめられ、その中には『件』にまつわると思われる話が含まれている。
このかた、現在はライターとして怪談関係の仕事をしており『迎賓館』も当人の語りで聞いたことがある。
細部は若干違うようですが、当人の話がほとんどそのまま記録され
る。
怪談の信憑性を高めるためには、複数の目撃者の証言が揃うことが大事で『貴賓館』は体験者の数が多いことから複数の証言が積み重なってできている。たまたま仕事で居合わせたってのは、あまり運命共同体っぽくはなく、共通の幻覚を見たとも考えずらい。
仕事であちこちから集まって同じ夢を見るなんて話はそうそうないだろうし、あったらそれ自体が怪談だ。

残りあと一冊。

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紙の本新耳袋 現代百物語 第6夜

2004/07/06 15:00

階段の上には怪談

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村静英 - この投稿者のレビュー一覧を見る

無味無臭な日常の中で、頭のはじに色彩を感じる一瞬がある。
色彩に反応すれば、ぽっかりとあいた穴に出会う。
例えば、自分しかいない家の中、タシタシ、と何かが階段を踏む音。
例えば、すこうし開いた襖の向こうの、たくさんの目。
例えば、ふと目覚めた真夜中、枕元に座る小さな人。
それは、異界がそこかしこに仕掛けた無数の罠。
気付いた者だけが落ちて行く。
99の異界は、ここにある。
100番めの物語に、心当たりがあるのでは?
特別なことなど何もない。
よくあるさりげない不思議が集まり、極上の恐怖になる。
この世は、生者だけのものでは、ない。

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