目の見えない人は世界をどう見ているのか みんなのレビュー
- 伊藤亜紗
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2022/07/29 15:05
どう見ているのか?回答が中途半端というか、もっと知りたいというか・・・
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投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の頃位から目が悪いことを自覚するようになり、近視、遠視、乱視、斜視の全部アリ状態なので
いつか見えなくなるのではという不安は予てより持ち合わせていた。
売れているらしいことと書名が気になり読んでみた。
発見も多かったがほとんどが中途失明者の話で先天的に視力のない人はどのように見ているのか気になった。
日本の視覚障害者の点字識字率は2006年厚生労働省調査で12.6%。
★今時、苦労して点字を覚えなくても便利なものがいろいろあるらしい。
4本脚の椅子から脚を1本抜けば、その椅子は倒れるが、元々3本脚の椅子は立てるバランスで設計されているのだ。
★視覚障害を能力欠損とは考えずに元々なかったものとして考える。
目の見えない人は晴眼者よりも物を空間的に捉えている。見える人は二次元、見えない人は三次元に見ている傾向がある。
富士山を晴眼者は銭湯の絵みたいな台形をイメージすることが多い。しかし、見えない人は立体の円錐をイメージするという。
★どちらも事前情報があっての再現だと思うのだが、もう少し突っ込んだ説明が欲しかった。
「すごい!」という驚嘆の背後には、見えない人を劣った存在とみなす蔑みの目線がある、
自分はそんなとき「面白い!」と言うようにしている。
★確かに「こんなこともできるなんてすごい」という見下した意味も含むだろうし、
障害者が「すごい!」と言われて不快感を持つのであれば、そのような発言は控えるべきだろう。
しかし単純に驚けば「すごい!」と言ってしまうし「面白い!」だって
「そんなこと当たり前だ」と不快に感じる障害者もいるすもしれない。
私は「興味深い!」と表現したい。
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