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岳飛伝 みんなのレビュー

  • 北方謙三
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みんなのレビュー38件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (33件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
38 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本岳飛伝 10 天雷の章

2020/11/09 06:11

さあ、いよいよ動き出すぞ

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投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで貯めに貯めた水が堰を切ったように一気に濁流となって流れ出す怒涛の第十巻。北においては金国と梁山泊軍がぶつかり、史進の騎馬隊が縦横無尽に駆け回る。長江河口では南宋水軍率いる韓世忠と梁山泊水軍が大激戦を繰り広げる。さらに南方では南宋軍と岳飛、秦容連合軍との初の山岳戦。久々の岳飛の戦いぶりに胸が打ち震える。その背後では米の流通をめぐる経済戦争も進行し、秦檜の深謀が冴え渡る。犠牲となった蔡豹と陳麗華の悲しくも清々しい生き様に涙を流しつつも、なぜだか言い知れぬ充実感を覚える。

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紙の本岳飛伝 16 戎旌の章

2020/10/06 22:56

ラストシーンに刮目

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

沙門島で、象山で、華々しく散っていく梁山泊の面々たちの姿にも胸が一杯になったが、本巻はラストシーンに尽きる。

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紙の本岳飛伝 15 照影の章

2020/10/03 21:23

程雲の奇策

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

南宋に侵攻した岳家軍を迎え撃つ程雲は、致死軍にすら居所を掴ませない奇策を取り、岳飛を死地に追い込んだ。が、そこは岳飛の持つ運とは言い切れない何かが働き、瀕死の重傷を負うも辛うじて脱することができた。
岳飛や梁山泊という強すぎる軍を相手にすると南宋の将軍たちはまともに戦うのを避ける傾向にあるのは如何ともしがたいところか・・・。
一方で、南宋水軍は秘かに象の川の造船所を襲撃しようとしているが、張朔の船団は捕捉できるのか、ハラハラする。
呼延凌率いる梁山泊軍と金軍の対決も間近で決着に向けて待ったなしだ。

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紙の本岳飛伝 14 撃撞の章

2020/09/30 23:38

梁山泊世代がまたひとり・・・

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

十三湊に行っていた李俊についに最期の時が訪れた。最期に王清の笛に見送られた、というのが良かったと思う。『ただ、生きて、行ききった』という思いに応えるような終わり方だったと感じた。
吹毛剣を託された胡土児だが、蒙古を撃退したときの姿は楊令のようだった。胡土児を離脱させたウジュとの対決も間近。次巻は梁山泊対金、岳家軍・秦容軍対南宋、それぞれの対決シーンが増えるだろう。

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紙の本岳飛伝 13 蒼波の章

2020/09/28 23:41

李俊、健在

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

海陵王が子午山に手を出そうとしたり、金と南宋の対決など動きはあったが、なんといっても前巻に続いての李俊の健在ぶりが本巻のクライマックスだろう。
一度は放棄した沙門島を奪還に向かい、先頭に立った上に、空まで翔んだ、年齢を感じさせない活躍に胸がすく思いだった。

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紙の本岳飛伝 12 飄風の章

2020/09/25 22:01

梁山泊世代の明暗

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

李俊が韓世忠を討ち、燕青は劉正と相討ちの末李師師との別れを告げる一方で、孟康は秦檜の忍びに討たれる。梁山泊の第一世代とも言うべき人物たちの明暗が分かれた。李俊については、涙ながらに次の使命を告げた張朔とのシーンが胸に迫るものがあった。
南方では、小梁山・岳家軍が辛晃を破り、北進の足掛かりを掴んだ。逆に新たな南宋水軍が南方に出ようとしており、どのようにぶつかり合っていくか、見逃せない。

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紙の本岳飛伝 11 烽燧の章

2020/09/21 21:34

変貌する戦い

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

梁山泊と金軍は総帥率いる軍勢同士、駆引きをしつつ正面からぶつかり合い、双方犠牲を払いつつ、勝敗は付かなかった。
激しい戦いの描写は相変わらずの迫力であったが、戦いを経て、ウジュの考えや姿勢に変化が見えたように思った。
ダランが死んだことによる国内の勢力図が混沌としてきたこともあるだろうが、軍同士の戦いだけでは決めきれないものを感じ取ったのではないか。
それは秦檜の描写からも窺え、南宋も大きな貿易拠点を築き、しょうけんざいとも会談をしたことがどのように影響を及ぼしていくのか気になるところである。
一方で、懲罰的に流された韓世忠が梁山泊交易船を襲ったことにより、ついに李俊が水軍を率いて出港したし、南宋の岳家軍生残りを回った岳飛は北への侵攻への準備を整えつつある。
大局的には変貌しつつあるが、戦の火種はくすぶっている。

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紙の本岳飛伝 10 天雷の章

2020/09/17 21:40

梁山泊が目指すもの

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

梁山泊水軍と南宋水軍の戦いは韓世忠の性格を読みきった梁山泊側に軍配が上がり、造船所も燃やされた南宋はさらなる痛手を被った。
そこからは軍同士ではなく、米などの物流をめぐる戦いになっていった。
そのなかで、南宋の米の買い占めを行っていた蔡豹は、過去との清算をつけて、陳麗華と想いを通わせたところであったが、南宋の襲撃を受けてしまう。護るべきものを持ち、護りながら死んでいくこと、生を全うしたといえるのかもしれないが、ただただ残念であった。
金国に拠らず梁山泊と組むことにしたしょうけん材に対して、宣凱と王貴が語った梁山泊の目指すもの-国に縛られずただ民のために、静穏でわずかに豊かである生活を送らせるために物流で支えること-が今までで一番納得が行くものであった。
南方でも戦が始まりつつあるなかで、あらゆる民に平穏をもたらしたいという梁山泊の想いがどうなっていくのか、益々目が離せない。

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紙の本岳飛伝 9 曉角の章

2020/09/13 21:37

変化に即応するのはどの国か

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

梁山泊は南宋水軍、金軍との戦いに突入したが、物流面からも南宋、金にひそかに戦を仕掛け、効果が現れ始めていた。ダランの死によって、力関係に変化が生じようとしていた。
南方では山の民という新たな存在が秦容、岳飛に加わった。
戦いが激化しようとするなかでのいくつかの変化がどう影響していくか、ますます目が離せない。

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紙の本岳飛伝 8 龍蟠の章

2020/09/11 23:51

戦雲近づく

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南宋と金の講和成立後、両者にとっての当面の敵は梁山泊だけとなり、戦端を開くまでじわじわと時が過ぎていくなか、南方の小梁山の建設が着々と進んでいた。新たなんだ岳家軍も勢力を大きくしていた。
そんなときに、粱紅玉率いる南宋交易隊が難破したのを張朔が救出するが、その事実を強引にねじ曲げて開戦の引き金を引いた韓世忠には怒りしか湧いてこない。ただ卑劣なだけだ。
ついに仕掛けた南宋に、梁山泊がどう反撃ふるか、今後が楽しみである。

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紙の本岳飛伝 7 懸軍の章

2020/09/06 21:42

岳飛、再起への一歩

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南宋の追手を振り切り、南方の地で生きていくことを決意する。姚平が仲間たちを連れて岳飛と再会するシーンはグッときた。梁山泊も岳家軍の移動、輸送に協力しており、今後連携していくのか、先行きから目が離せない。
この巻では、韓成と郤妁・韓順、宣凱と朱杏、張朔と岳飛と様々な形で描かれた人の出会いと結び付きに感動した。

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紙の本岳飛伝 6 転遠の章

2020/09/03 23:39

予想外の展開

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秦檜と岳飛、中華統一へ描くアプローチが異なる二人。秦檜は岳飛の捕縛、処刑に動いた。
まさか、このタイミングで岳飛の処刑に話が展開するとは思っておらず、かなり驚いた。
岳飛を救え、という呉用の遺言がここに繋がるのか、と感心した。
南方の秦容は着々と地場を固める一方、南宋と講和した金は梁山泊の打倒へ動き出す。
今後の展開におけるターニングポイントとなる巻だと思う。

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紙の本岳飛伝 5 紅星の章

2020/08/30 21:45

呉用、ついに逝く

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岳飛とウジュの1対1の対決となった南宋と金の対決だが、痛み分けのような形で双方兵を引く。和解までは至らないものの、秦檜は岳飛の扱いに苦慮する。岳飛は大義はあるが、立ち位置が曖昧と感じる。かたくなに縁が無いと言ってきた梁山泊との間がどのような関係になっていくのか。
梁山泊では、ついに呉用が最期のときを迎えた。遺された言葉「心に梁山泊がある者が、梁山泊を作る」をなぞるように西夏では韓成が、南方では秦容が、日本では張朔が、それぞれの一歩を刻んでいる。拡がりをもつ梁山泊の行く末が明るいと感じられるが、如何に・・・。

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紙の本岳飛伝 4 日暈の章

2020/08/29 14:26

南宋と金の全面対決

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金軍が三十万の大軍で南宋へ侵攻し、南宋は岳飛を中心に迎え撃ち、全面対決に突入した。岳飛は騎馬軍への秘策を用意し金軍は
対応に苦慮する。双方全力での対決ではあるが、これまでの梁山泊対宋(童貫)や方臘戦との違いを感じた。南宋も金も、軍と文官(宰相や丞相)との間に戦へのスタンスが違う点があり、一枚岩になっていない。そのためなのか、死力を尽くしつつもその裏で蠢くものを思うと虚しさも感じてしまった。
一方で、南方に新天地を求めた秦容たちの開拓の物語には前向きなものを感じ、読むのが楽しい。

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紙の本岳飛伝 3 嘶鳴の章

2020/08/25 00:02

新たな一歩を踏み出す

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梁山泊と金軍の対決は一進一退から急転直下、梁山泊が一気呵成に攻めあげて勝利を掴んだが、梁山泊は金との和平を決断する。
その交渉には宣凱が全権を持って挑んだ。予想外の指名に戸惑いつつ、潔さや覚悟を持って挑む姿に心を打たれる。
一方、軍を退役した秦容が選んだのは南方で開墾し甘蔗の栽培に挑むことを選択した。これまでと全く異なる環境に挑む姿は生き生きとしていて、漲る力が伝わってくる。
岳飛と接点を持つことになった王貴、韓世忠の出会った王清など含め、若いものたちの人生が動く様が読んでいて清々しい。

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