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箱庭図書館 みんなのレビュー

  • 乙一
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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

箱庭図書館

2015/08/31 21:59

しばらくぶりに読んだ乙一は、なんつーか、大人になっていた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うおざ - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生から教えてもらった本。
乙一は、デビュー作の「夏と花火と私の死体」と
それから、ずいぶん前に「ZOO」を読んだ。

尖った作風というか、
生きていることの居心地の悪さに
がむしゃらに突きかかって行く感じで、
その若さが、若い読者を惹きつけるんだろうな、と思った覚えがある。

しばらくぶりに読んだ乙一は、なんつーか、大人になっていた。

少年の頃の「痛さ」「みじめさ」「醜さ」を
「なかったこと」にして、大人になったつもり、
なんていうつまらない大人じゃなくて、

少年の頃の「痛さ」をそのまま心の奥にくるんで、
けれども、そんな自分と世界をブリッジしようとする
しなやかに強く、そして暖かな大人だった。

すごいなあ、乙一。
こりゃあ、中高生はたまらないだろう。

だって、作品の奥に「今の時代の子ども」がちゃんといる。
もがいて、あがいて、苦しい思いをしている「子ども」と、
その子の先にある「未来」にまなざしを注ぐ「大人」が同時にいる。

男子に何をおすすめしたら?。。。と困っている中学校の司書の方、
乙一、いいですよ~。(^^)v

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箱庭図書館

2014/03/13 10:59

「いない」のに「いる」、「ある」けど「ない」。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前の書評でも書かせて頂いたと思うのだけど、乙一作品の魅力はその「設定」にあると思う。もう、ちょっと誰も思いつかないような、それでいて「そう来たか!」と思わせて、がっつりと胸にくるその斬新な設定こそ、乙一作品の最高の魅力であると思う。「しあわせは猫のかたち」では、子猫の幽霊と主人公との交わりを描いた。なるほど幽霊は別に恐ろしい人間ばかりではなくて、可愛い子猫の幽霊がいてもおかしくない。他にも「ほの暗い所で待ち合わせ」では住居に侵入してきた殺人犯と、そこに住む失明してしまった女性との微妙な距離感を描いて、これもとても秀逸な設定だと衝撃を受けた物でした。どれも、「目に見えることばかりじゃない、見えないことにもおもしろいことがきっとある、物語がある」と、乙一作品にはそういったテイストの物が多いように思います。
さて本作品でも、やはり「ある」のに「ない」がテーマとなっているような物が多いようです。6つの短篇が、微妙に?オムニバスのような形式で描かれます。それぞれどれもテーマも設定も違えど、やはり見えない所に面白さを見出した作品だと感じました。特に最後の「ホワイト・ステップ」が面白かったですね。姿の見えない同士、その二人がコミニュケーションを取るそのインターフェースとなるのが、「雪に書いた文字」だという。なるほど雪の儚さも相まって、とても「らしい」作品に仕上がっていたと思います。
ただこの作品、さんざん乙一作品を読んで来たファンが読むと、どこか「違和感」を覚えるかも。果たして私も最初の作品から「っぽくない」「らしくないなぁ」と感じました。面白い設定ではあるんだけど、「こりゃコントじゃん?」だったり、何か妙にこねくってあって分かりにくかったり。最後のホワイト・ステップこそ、ああ乙一らしいなあと思ったけれど、それでも過去の作品の衝撃具合に比べればイマイチ。
それが、あとがきの最初の3行で「ああそうなのか!」と明らかになりました。だからこの短編集のオチは、最後のあとがきにあるのかも。いずれ大好きな作家である乙一さん、こんな形でもいいので、またぜひ作品を生み出して欲しいと切に願います。

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箱庭図書館

2022/10/08 10:31

六つのリメイク

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る

素人のボツ原稿を乙一氏が大胆に手を加えて傑作に生き返させるという企画で生まれた短編集。どれも面白くさすが乙一と感じられる一冊。

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箱庭図書館

2018/07/18 17:12

紡いでくれます!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『物語を紡ぐ町』というフレーズが大好き。潮音さんの読書好きには感激を感じますね。 ちょっと変わった短編集!有川浩さんの図書館戦争を読んでから、図書館あるいは図書室というタイトルがついてると、どうも衝動買いしてしまう(笑) でもファンタジーさを感じつつ楽しく読めました。 何度でも再読できそうです。

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