ギンカムロ みんなのレビュー
- 美奈川 護
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紙の本ギンカムロ
2016/04/15 01:24
花火に込める誇りと思い
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投稿者:westtribe - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪駅ビルの三省堂ルクア店が閉店する際に、最後に購入した本。何の予備知識もなく、ジャケ買い・帯買いでしたが、いい買い物でした。
作者がラノベ作家だとは、解説を読むまで知らなかったが、男性登場人物のキャラ作りなど思い当たるフシも多々あって納得。
硬すぎず柔らかすぎずの読みやすい文章でした。
お仕事小説+日常の謎、という感じでしょうか。
今度は夏に読んでみたいと思います。
カラー写真で花火の紹介をつけてほしかったなー。
紙の本ギンカムロ
2019/08/11 09:24
情熱と再生
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美奈川護さん、再生物を書かせたら凄い。花火職人、家族、花火工場の切なく優しい再生物語。花火には、一瞬で消えるか、心に残るか。人の想いも一瞬に消えるか、永遠の想いもあるのではないか。花火を作る仕事を通して、しかも田舎特有の風習もある中で、思いを遂げるために、花火を作る姿は美しく凛々しい。だからこそ、花火は一瞬で人に感動を与えてくれるのだろう。この舞台の町の祭りに行って、その想いを詰め込んだ高峰煙火の花火を見たい。もちろん、見たい花火は銀冠(ギンカムロ)!
紙の本ギンカムロ
2017/05/06 19:58
職人魂を感じる作品
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き花火師を主軸にした物語。
主人公は花火師の息子である…というパターンから、花火職人として特別な才能を秘めていたり、花火にとても興味を持っている人物かと思いきや、非凡な人で当初は花火にそこまで興味はありません。
むしろ、ある事件がきっかけで花火を避けてる様子…。
そこに絡むのが、花火職人を目指す女性。
本気で花火職人を目指す彼女は、女性であるがゆえに、そしてあることがあったがためになかなか努力や才能を認めてもらえません。
だからこそ、花火職人(花火会社)の息子で、跡取りになることが決まっている主人公にイライラすることも…
そんな本気の職人魂が、端々に感じます。
それまで「ただ眺めるだけ」の花火についての知識が増え、職人の想いを感じたことで、花火について見方・捉え方が変わり、今まで以上に真剣に見ようという気持ちにさせられました。
まるでドキュメンタリーのように日本の職人魂を感じる小説でした。
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