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「わからない」という方法 みんなのレビュー

  • 橋本 治
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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本「わからない」という方法

2012/04/22 11:10

くどいほど説明いただいても「わからない」ままでした。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

「わからない」ということを出発点にして、努力と興味関心、直感、それらを総動員して「わかる」方向へ進む、その方法を示してくれている内容...だと思う。学校の勉強と異なり、一般社会で生きていくことには「正解」がない。そこにあるのは「正解」ではないかと思われる(信じることのできる)方向性、だけである。あたかも「正解」があるように錯覚させ、その(本当は存在しないはずの)正解への近道を教えるかのようなビジネスが存在していることを憂う...著者は「世紀」という歴史観において、現代に巣食う「現代病、大国病」を指摘しています。
橋本さんの本は、その本によって「色」が大きく異なり、同じ著者とは思えないほど。この本に限って言えば、正直なところ、「読みにくい。くどすぎる。何を言いたいのかわからない」という状態でした(あくまでも自分にとって、です。)。「わからない」を起点にしてそこから広げていく、という考え方は自分を高める意味でも貴重な考え方だと同意しますが、本書の中ではどんどん話が飛躍して拡散していってしまい、なかには「自分の能力」をひけらかしているだけ、という印象のパートもあったり、どうもひとつのテーマを深堀り、という観点が見られません、或いは自分には見つけられませんでした。著者の「思い入れ」または、著者ご自身のパーソナリティや強み、個性、ということは伝わってきましたが、そのために著作を起こす、という意義がどこに書いてあるのか、結果として示せているのかどうか、自分には読み取れませんでした。
ご自身の例を引いて、「編み物の本を出したこと」や「現代語版の枕草子を書いたこと」が紹介されていました。「わからない」ということを起点にする(できる)著者なればこその方法、手法でこれらの「実績」を積み上げてきた、という内容。当然にここでは著者の全てが紹介されてはいないだろう。「わからない」から出発して、「カタチあるモノ」をつくりあげる過程では「相当、相応の努力」をされているはずである。そこを隠すとは奥ゆかしい。
レビュアーの多くが言っているように「くどい」満載で、読者を選んでしまうだろうと思う。選ばれなかった自分としては、結構しんどかった...のが本音。

【ことば】オバサンは...自分がふだん当たり前にやっていることを、「神聖なこと」とも理解している。だから...わからないでいる人間が人間の頭の構造を理解しないで...押しつけてしまうのである。

「オバサン」という独特の表現での説明だけれども、ことはオバサンに限ったことではないだろう。相手の「構造を理解」することはパワーが必要、そして「理解」しようとすること自体にもパワー、視点を変えようとする度量が必要。でもそれがないとコミュニケーションには至らない。

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紙の本「わからない」という方法

2004/09/04 15:47

「わからないという方法」から「上司は思いつきでものを言う」へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つば子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

わからないは「恥」ではない。わからないを方法にする。どうやって?!
「わからないからやらない」ではぐずぐずしているだけで、何も始まらない。
人は常に壁にぶつかり続ける。
「わからない」を「方法」にして、その壁をぶち壊さなければならない。
では「わかる」とはどういうことなのか。
「納得すること」自分なりに納得できればいい。みたいだ。
わからないを力にして「わからないからやってみる」人間は成長していくのだな。
毎日毎日たくさんの情報が、目の前を素通りしていく。わからないこともわからなくなっている私には、耳が痛い。

 笑ってしまったのは、
上司というものは「下から送られて来るものは、すべて自分に理解できるものである(はずである)」と信じ込むようになる。つまり、この人たちの頭の中に
「わからないこと」は存在しない。 という所

 自分が全くわかっていないのに、お前の説明がヘタ、悪いからと言わんばかりの人、居る居る。上司とはそういうものなのか。
最近話題の「上司は思いつきでものを言う」は、
ここから展開していったのだろうか。読んでみたい。

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紙の本「わからない」という方法

2002/01/23 18:25

「わかりやすい」「生真面目な」本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chita - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「わかる」とは納得することとあるから、「わからない」とは納得しないこと、そうすると「わからない」という方法というのは、わかったと思っても敢えて納得しないということになる。本書にも「正解」を求めてはいけないと書いてあるし、確かに物事を突き詰めるという意味ではそういう姿勢が大切である。
 一番印象に残ったのはメイキング・オブ・セーター本の所にあった、おばさんの論理としての「わかりやすさ」の押し付けと「生真面目さ」のおしつけという箇所である。
 本の内容とは直接関係ないが、よく講演会にいる典型的なおばさんの二大特徴的行為(個人的主観)として
 1.講演者の話に頷きながら聞く
 2.メモを取る
 が挙げられると思うが、どうもこれらの行為は他の人に向けられているような気がしてならないのだが、
 1.講演者の話に頷きながら聞く
 講演者の話が「わかりやすい(もしくはわかっている)」ことを他の人に見せびらかすという行為
 2.メモを取る
 自分の「生真面目さ」を他の人に見せびらかすという行為
 ということか。
 本の内容に戻って、仕事への取組方法としては、天を行く方法(エコール・ド・パリのドラマ作成)と地を這う方法(桃尻語訳枕草子)があると述べられているが、これはいわゆるトップダウンとボトムアップの発想法の違いだと思うし、作家としてのアイディアの発想法として経験主義で様々なものを見聞し、一度「忘れる」のが良いという箇所があるが、入力した情報をカレーと同じく熟成(新たな情報を既存の情報と脳の中で融合する)して、アイディアとして出力するというのは発想法の基本であって、決して忘れているわけではない。
 読み終わってみると、「わかりやすい」「生真面目な」本であった。

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