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閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 みんなのレビュー

  • 水野和夫
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中世の選択

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

膨らむだけ膨らんで、限界にきた資本主義が、遂に本性を現し、民主主義に牙をむいて襲いかかっているというのが現状のようです。
 今後一体何が起きるのか。水野氏は、今後、世界は閉じていくしかないだろうと予想。つまり、一定の経済圏で自給体制をつくり、その外に富や財が出ていかないようにする。「閉じた経済圏(閉じた帝国)」で市場経済を再構築するという、いわば中世の復活です。世界規模で地産地消を目指すということでしょうか。水野氏はEU帝国をその実験台として評価していますが、成長に取り憑かれた人類が中世を選択するでしょうか。

 ところで、資本主義が限界まできた証左として、ゼロ金利の常態化があげられています。つまり、資本を投下しても利潤を獲得できないわけです。これこそが資本主義の終焉であって、本書によると利子率が2%を下回る状態が10年以上続くと、それまでの経済・社会システムを維持できないというのが経験則のようです。
 日本は、この状態が何と20年も続いています。水野氏が主張するとおり、2%の状態にするために無謀な政策を繰り出すよりも、これが何を意味しているのかを熟考するべきでしょう。しかし、黒田総裁と安倍コンビでは絶望的です。

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