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ゴーマニズム宣言SPECIAL みんなのレビュー

  • 小林よしのり
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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (17件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
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最後まで描いてほしかった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大東亜論のシリーズは、とても面白くて、歴史の勉強にもなるので好きです。ただ、最終章の本書は、ちょっとがっかりでした。未完の状態で終わってしまったからです。連載の都合があってと書かれてありましたが、書下ろしで描けばいいのではないでしょうか? 面白かっただけに、尻すぼみになってしまいましたね。

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学者の不勉強を糺す書(力作)

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東京裁判で唯一、「A級戦犯全被告無罪」、すなわち「日本無罪」を主張したのがパール判事(インド代表)だ。パールは「東京裁判」そのものを否定した。本書は「パール判決書」が正しく理解されていないことに疑問をもった著者が、パール判事の主張を読み解き、世の中の正しい理解につながることを願って書かれた。発端は「パールが東京裁判を一部認めていた」という妄説がまかり通るようになったことで、危機感を持ち、デマは火の小さいうちに消し止めなければと考えたようだ。歪んだ解釈をしている学者たちを容赦なく批判している判決書の全文も読まずに勝手に解釈し議論している学者たちの姿勢を許せなかったようだ。
 2007年から2008年にかけて、「SAPIO」誌や「正論」誌で繰り広げた論争を一冊にまとめたのが本書である。本書の第21章では全文の要約まで行なっている。
 パールが「無罪」を主張した理由は、東京裁判が事後法で裁いた単なる戦勝国による復讐の儀式でしかなく、当時のグローバルスタンダードにも反していたことだ。第14章にもあるように「パール判決書」は「東京裁判の判決書」ではない。東京裁判の判決書に対する「反対意見書」である。その最重要論点は「共同謀議不成立の論証」であり、意見書の半分以上を占めている。 A級戦犯たちは「共同謀議」の容疑で起訴されたのだが、パールは共同謀議がなかったことを証明している。ゆえに東京裁判もA級戦犯も成立しないと結論づけたのである。結局、東京裁判は戦勝国が敗戦国を一方的に裁いたもので不当なものであった。これと同じ裁判はイラク戦争の後でも見られた、全く反省がない。
 戦勝国が下した判決により多くの戦犯が有罪とされた。しかし当時は日本と欧米は同じ穴のムジナだった。戦争に負けたから日本は裁かれる側になったが、それをもって我々日本人が罪悪感を持ったり、卑屈になったりする必要はないのだ。日本は法的に無罪ではあっても道義的責任はあるとパールは言っている。多くの人命を奪ったことに対する責任は逃れられない。しかしそれはお互い様であり、アメリカは無差別で非人道的な原子爆弾を2個も日本に落としたのだから。戦争にどちらか一方が悪いなんて単純なことは言えない。どちらにも正義があり、だから始末が悪いのだ。

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