やっとかめ探偵団とゴミ袋の死体 みんなのレビュー
- 清水義範 (著)
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やっとかめ探偵団とゴミ袋の死体
2000/11/16 21:26
ゴミ袋から腕が出てきて「どえりゃあこったぎゃあ!」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KON太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「やっとかめシリーズ」の4作目は、ゴミ問題を正面から見据えての問題作である。
なにしろ、捨てるのは死体なのだから。
さて、ここで問題です。
人間の死体は「燃えるゴミ」なのか? それとも、「燃えないゴミ」なのか?
「粗大ゴミ」と答えた人は、ブブーッ!
なぜなら、ちゃんと30cm程の長さに細かく切ってから捨てればいいのですから。
答えと犯人は、この本の中で───。
それはともかく…
波川まつ尾率いる婆ちゃん探偵団が今回も大活躍。
古き良き名古屋弁を武器に事件の真相に迫っていくおなじみの展開。
今回はインターネットという新たな文明の利器も加わって、今風のストーリーに味付けられているものの、やっぱり根底に流れるものは「下町名古屋コント」なのだ。
肩肘はらずに軽やかに読みすすめてしまおう!
「ほな、おみゃあさんには、犯人が誰だかわかるきゃあ?」
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