仕事に効く教養としての「世界史」 みんなのレビュー
- 出口治明
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仕事に効く教養としての「世界史」 1
2015/10/31 23:57
ビジネスをするにも歴史を学べ
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投稿者:Michiyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひょんな事から古代西洋史に興味を持ち、いくらか関連書籍を読んできた。単純に思う事は、人類は2000年程の時間を費やしても本質は変わらない。政治は元より経済も似た様な事を繰り返している事例に気付く。
同じ様な意見に基づいて書かれた本書は、自分がいだいた漠然とした思いを補強してくれるものだった。著者は歴史家ではなく会社経営者だ。だが相当の読書量をお持ちの方の様だ。幅広い知識を背景にビジネスマン視点で世界史を解説した一冊だ。
専門家ではない分、独自視点で歴史の断片が紹介される。語り口も平易で読みやすい。
自分が馴染みの薄かった地域や時代も取り扱われており、勉強になった。
本書をきっかけに興味を持った時代に関する書籍を更に探してみるのも良いだろう。
歴史に学ぶ事で自信や組織が直面する課題や問題を解決するヒントが得られるかもしれない。いやむしろ人類の歴史を考えると、過去の事例を大いに参考にして判断するべきなのだろう。
一つ気になったのは冒頭の章での「韓半島」という表現。日本では馴染みの薄い表記でとういう意図があるのか図りかねていたが、後の章で現地表記に倣った名称を用いる事が述べられていた。そういう事はまず一番最初に断り書きを入れて欲しかった。
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