あつあつを召し上がれ(新潮文庫) みんなのレビュー
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あつあつを召し上がれ
2020/02/17 09:18
おいしいものは、ゆっくり味わって
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あつあつを召し上がれ」というタイトルのわりには、
最初の一篇は、かき氷。
でも、かき氷だけど、あたたかい。
7つある短篇は、どれも(風変わりなのがひとつあるけど)
あつあつの料理の味わい。
おいしいものは、ゆっくり味わっていただきましょう。
一日にひとつずつ。
舌の上でころがすように、じっくりいただきました。
ごちそうさま。
おいしゅうございました。
あつあつを召し上がれ
2015/02/01 22:29
食卓が目に浮かぶよう
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶろっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小川糸さんの料理にまつわる小説を集めた短編集。作者の描く食卓はどれもリアルで文章越しに美味しそうな料理の数々が目に浮かぶようだ。この本の中ではそれらの料理を囲んで、ときにほっこりと温かく、ときにほろりとさせられる7つの物語が繰り広げられる。
どの短編も面白かったが、中でも『こーちゃんのおみそ汁』は、旅行雑誌に掲載されていたときに偶然目にして涙してしまった一編。料理を教わることでこーちゃんが成長していく姿に心を打たれずにはいられない。
料理の裏には料理をつくる人が食べる人の健康を祈る気持ちがこもっていると知り、料理について深く考えさせられた一冊だった。
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