比ぶ者なき みんなのレビュー
- 馳星周 著
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比ぶ者なき
2020/07/20 17:12
馳星周氏の古代史に隠された闇を抉り出した著者初の歴史小説にして会心作です!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『不夜城』(吉川英治文学新人賞)、『鎮魂歌―不夜城II』(日本推理作家協会賞)、『漂流街』(大藪春彦賞)などの傑作を世に送り出してこられた馳星周氏の会心作です。時は7世紀末で、先の大王から疎まれ、不遇の時を過ごした藤原不比等ですが、彼の胸には、畏しき野望が秘められていました。それは、「日本書紀」という名の神話を創り上げ、天皇を神にすることなのです。そして自らも神となることで、藤原家に永遠の繁栄をもたらすことだったのです。万世一系、天孫降臨、聖徳太子など、すべてはこの男がつくり出したのです。古代史に隠された闇を抉り出した著者初の歴史小説にして会心作です。ぜひ、読んでみる価値ありの大作です!
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