道誉なり みんなのレビュー
- 北方謙三 著
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紙の本道誉なり 改版 新装版 下
2022/11/30 12:55
道誉の生きざまは、時代を生み出した。
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐々木道誉という武将は、一筋縄ではいかない男だ。南北朝時代という定まらない世をもつ時代を、未来を見据えるわけでもなく、世が収まる姿を思い描く訳でもなく、今まで自分が立っていた場を壊そうと生きている。それが「ばさら」なのだも知れない。足利尊氏ととの友情のような張り合うような不思議な縁に導かれ、室町幕府の基盤づくりに関わっていくのである。室町時代当初から戦国時代であり、世の中のシステムを壊して作り直そうとする気運に満ちていたのではないか。道誉の生きざまが、まさにそうであった。
紙の本道誉なり 改版 新装版 上
2022/11/29 09:29
佐々木道誉おいう男
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐々木道誉という武将の室町幕府成立前夜の活躍の姿を描く。道誉、足利尊氏、楠木正成の建武の新政にかけて想いの違い、後醍醐天皇へのそれぞれの想いの違いが、南北朝の混乱を生み出したのかもしれない。道誉がばさら大名と呼ばれるゆえんは、その姿の奇抜さだけでなく、規制の体制を壊すことに自らの生き方の幹を見出したことか。室町幕府成立初期の関与は、後半に描かれるのだろうか。
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