暗鬼 みんなのレビュー
- 乃南アサ (著)
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本暗鬼
2003/02/11 20:54
ラストにはビックリ!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジュリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みながら自分でも色々ラストを考えました。実はこうでは? いや、こういうのも有りかな?など…。でも想像していたよりラストは衝撃的でした。まさか、こういう風に終わるとは…。ショックでした。でも1億強の日本の人口、このように血縁を守ろうとしている人が居ないとは言えないですよね。
法子は普通の家庭で育っていながら、「朱に染まれば赤くなる」で、最後は志藤家に染まっていくんですね。今後の法子の人生まで考えてしまいました。また、産まれる子供は誰の子だろう?と下世話な心配まで…。
飽きないで読める本です。
紙の本暗鬼
2023/03/04 14:14
暗鬼
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大家族に嫁いだ法子は、明るく、優しく、思いやりに満ちた新しい家族に囲まれる。が、家族の隠し事や不自然さから疑心暗鬼になり、絡め取られていく。
ホラーだった。不眠不休の責め立て、薬物などによる洗脳の怖さ。一見穏やかで優しげな人々が、混じりっけなしの信念を持っているから、余計に怖い。
ドロドロした、家族の血の呪い、のようだった。
紙の本暗鬼
2001/11/13 21:31
洗脳
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る
大家族に嫁いだ主人公、法子は優しく明るい家族に囲まれ幸せな新婚生活を送っていた。だがある事件をきっかけに法子はこの家族に不信感を抱く。そしてその不信感ははっきりとした疑惑に変わり法子を追い詰めていく。話の後半部分を読んでいて、「洗脳」という言葉が浮かんできた。このように人は「洗脳」されていくのかと…。
最後に明かされる家族の秘密には本当に驚かされた。
紙の本暗鬼
2004/07/04 20:20
安らげる家族の筈だったが…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
「暗鬼」乃南アサです。見合いながら心惹かれるものがあり結婚をする。嫁ぎ先は曾祖母、祖父、祖母、義父、義母、義弟、義妹の8人家族だった。思いも寄らぬ大歓迎を受け、その心優しい家族の対応に安心するのであったが、ある晩のこと夜中に家族が集まって話しているのを偶然見てしまう。その時から家族に対しての不審が広がり異様な雰囲気を感じるのであった。呪われた家族の秘密とは…。
…家族の小さな言動や行動が少しずつ異様に感じてくる。まさにサスペンスですねぇ。そもそも日常の態度が模範的家族過ぎることも異様ですけど、それが崩れ始める時から怖さが増します。怪奇ホラーとかじゃなくサイコスリラーとで言うのでしょうか。いかに有るべし…みたいな家族の定義なんぞあるわけじゃ無いのですから、自由に好きなように作り上げれば良いわけです。現に結構、変わったしきたりや、変わった家族関係や、変わった生活習慣など、見聞きしますからね。もっとも、そのどの家族も自分じゃ変わっていないと思っているわけですが。しかし、自由と言っても程度ですからねぇ。人の道を踏み外してしまうようなものは、いかがなものでしょうか。人間とうのはつくづくコワイものです。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |