港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~ みんなのレビュー
- 清水草一 (著)
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電子書籍港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~
2020/05/24 08:29
格差列島を縦断
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
親が子のために家を建て、子が役所勤めの傍ら親の面倒を見る富山の例が分かりやすいです。最底辺の生活を送りながらも死ぬことはないという、大阪のドヤ街のルポルタージュも衝撃的でした。
電子書籍港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~
2019/03/19 21:58
「貧困」とはなんぞや
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本における「貧困」とは、どういうものなのだろうか。この本は語りかけてくる。今日の食事にも不自由するような貧困はほんとうに存在するのか、ベンツに乗っているから金持ちで、軽に乗っているから貧乏なのか。「貧困」とはなんぞや、と私も考えてみることにする
紙の本港区ではベンツがカローラの6倍売れている データで語る格差社会
2012/01/29 20:19
貧困を探し求めて・・・。
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投稿者:桜友 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「日本で広がりつつある格差の、底辺部分である貧困層をルポしよう」としながら「できなかった」と著者が認める興味深い本。芦屋や軽井沢、ヒルズの億万長者の取材もしますが、一方で、群馬県太田市のブラジル人、高知の風俗業のお姉さんたち、大阪・西成地区の路上生活者などを取材して回ります。結論は「貧困が、見つからない」。西成地区は「そこにいれば何とか生きていける」という一種の「サンクチュアリ」なのだそうです。高知では(東京と違って)外車は有り難がられず、富山でのお婿さん人気ナンバーワンは県庁職員、とか、同じ日本でも地域による意識の違いも面白いです。これらの結果から著者は「グローバリゼーションや規制緩和で進みつつある様々な『自由化』は、総じて日本を良い方向へ進めている」と判断し、「格差の拡大に警鐘を鳴らす」他の論者とは一線を画します。
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