白い屋形船・ブロンズの首 みんなのレビュー
- 上林暁 (著)
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電子書籍白い屋形船・ブロンズの首
2019/01/27 20:45
ずっと作者の看病をしながら作品を口述筆記していた睦子さんには、頭がさがる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳溢血で、右半身、下半身不随、言語障害を患いながら作家活動をつづけた作家の短篇集(といっても上林氏は短篇しか書かなかった、もしくは口述だったので短篇しか書けなかったのかもしれない)。「母ハルエ」「父イチロウ」「ばあやん」といった家族との思い出には、作者の物静かで温厚な人柄が現れいる。面白かったのは「ブロンズの首」、古くから尊敬してた文豪・川端康成氏に車中で手を握られて、川端氏は私に好意を寄せているのだと嬉しく思ったという件。嫌だと思うのではなくて、嬉しかったのだと。それにしても、ずっと作者の看病をしながら作品を口述筆記していた睦子さんには、頭がさがる。上林氏は幸せな人だ
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