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天翔る みんなのレビュー

  • 村山由佳
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本天翔る

2016/04/28 20:55

良かったです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うどん - この投稿者のレビュー一覧を見る

不登校になってしまったまりもの気持ちに共感できる部分がたくさんあって、長いけれど1日で一気読みできる本です。悩みがあるときに読むと自分が励まされている感じがしてとても良かったです。

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紙の本天翔る

2018/12/29 09:50

馬と共にゴールを目指す長距離耐久レース

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:如月 弥生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「天翔る」は、馬の長距離耐久レースを題材にした物語です。

 一般的に “人” が走る長距離耐久レースは、自分自身の身体を酷使したあげく、けがをしてしまうような過酷な競技ですが、馬の耐久レースは健康状態を重視する競技のようです。

 コースに何箇所かあるチェック・ポイントで、馬の心拍数、呼吸数、脱水状態、怪我はないか、などの検査をクリアする必要があり、合格しないと失権となります。レースの続行が許可されません。
 検査はゴールラインを越えた後にも行われます。それに合格して初めて完走したことになります。最終区間も馬に無理強いさせることはできません。

 馬の状態を理解し、その後の行動を正しく選ばないと完走が難しい競技だということがわかります。
 小説では、他の競技者が検査にパスしたにも関わらず、馬の異変を微妙に感じ取り、自主的に棄権する家族の描写があります。馬への愛情を感じることができるシーンです。

 そんな競技の最高峰でもある “デヴィス・カップ・ライド” へ10代半ばの少女、まりもが挑みます。
 自分の大切な馬を気遣いながら、長時間、はるか彼方のゴールを目指し、馬と共にひた走る。ロマンを感じます。
 旅をした時は、車やバイク、自転車などの機械にも相棒としていとおしさを感じるのに、生きた馬なら、その想いはどれほどのものになるでしょう。

 しかし、この小説は競技自体の描写は少ないです。レースの展開にハラハラ・ドキドキして、ゴールシーンで感極まるような展開は、そう多くはありません。私にとっては少し残念なところでした。
 「天翔る」はどちらかと言うと、馬と全く関わりのなかった少女が馬を間近に見るところから始まり、大切な家族を失い、それを埋め合わせるような人たちと出会い、デヴィス・カップの出場までに至る行程を、楽しむ物語だと思います。

 まりも以外の登場人物、志渡、貴子も過去の悲しい出来事によって大きく失ったものがあります。3人は欠けてしまった部分をお互いに埋めうことができる大切な存在になりました。
 志渡とまりも。まりもと貴子。貴子と志渡。この巡り合わせは、奇跡的だな、と思えます。
 ご都合主義だと感じる人もいるでしょう。なかなか現実ではこのような出会いは難しいです。何の救いもなく苦しみ続けている人は多い。だからこそ、せめて小説には希望が欲しいです。

 エピローグでは嬉しいことが待っています。馬の疾走する姿を想い描いてください。きっと笑顔で読み終えることができると思います。その時は、瞳が潤んでいるかも。

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紙の本天翔る

2018/12/23 22:42

アニマルセラピー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

帯を見ると乗馬の耐久レースエンデュランスがテーマとなっていますが、実際は心に傷持つ女性二人が馬に癒やされていくという話です。
この作者は「ダブルファンタジー」が売れて、そんな話ばかり書くようになってしまったけれど、「おいコー」から入った自分にとっては、こういう青春ものの方がやっぱりいいです。(余談ですが、「おいコー」はちゃんと終わらせてください。勝利がオーストラリアから帰ったところで終わりにしてもいいところ、あとがきに「あと、もう少し。彼らを見守っていただけたらと祈ります。」と書いたのだから、ちゃんと責任とりましょう。)
友達同士がつきあい始めたのにショックを受けて自傷行動に走ってしまうところは、なんだかなぁなんですが、少女の成長譚としてはよくできていると思います。でも、この娘、不登校にならなければ乗馬と出会えなかったんだよねと思うとちょっと複雑。

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