反哲学史 みんなのレビュー
- 木田元
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紙の本反哲学史
2020/04/08 08:39
ニーチェやハイデガーによる「反哲学」の視点をもつと、これまでの哲学の歴史が違って見えてきます!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、西洋諸国で打ち立てられ、それ以降2500年もの文化形成を導いてきた「哲学」という知の様式を批判的に乗り越えようとした画期的な「反哲学」という企てについて分かりやすく解説された一冊です。同書によれば、実は、この「反哲学」はニーチェによって粗描され、ハイデガーによって継承されたようです。そして、この「哲学」という視点をもつことで、これまで私たちが信じてきた哲学の歴史も自ずから違って見えてくると主張されています。同書では、「ソクラテスと哲学の誕生」、「アイロニーとしての哲学」、「ソクラテス裁判」、「ソクラテス以前の思想家たちの自然観」、「プラトンのイデア論」、「アリストテレスの形而上学」、「デカルトと近代哲学の創建」、「カントと近代哲学の展開」、「ヘーゲルと近代哲学の完成」、「形而上学克服の試み」、「19世紀から20世紀へ」といったテーマで話が進行され、非常に興味深い内容となっています。
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