改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 みんなのレビュー
- 島田荘司
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2022/12/26 15:02
こんな作品が今後再流行することはもうないのか？
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投稿者：imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな作品が再流行することはもうないのか？横溝が何度もブームになったように。
近年のミステリー作家で、こんなとんでもない物理トリックを使う人はいないし、おそらく当分は出てこないだろう。
ちょっと前ならテレビの昼間の再放送で、密室物理トリック付き２時間ドラマをやっていたが、もうそれもない。
ようするに古墳クラスのミステリーといってもいい。
初読ではあまりにばかげて、たとえ島田さんといえど、高評価しようとは思わなかったが、いまにして思えば、これも天然記念物級の希少価値として評価してもよいかもしれない。
今風の叙述トリックに馴染み、綾辻や有栖川に傾倒し、さかのぼって一気に横溝、清張、鮎川も読破し、海外のクイーンやクリスティーにも到達したいまどきの若手ミステリーファンで、なぜか島荘を通り越してしまった人には、是非是非読んでもらいたい。
とにかく、時刻表付きの古さ満点のものから、本作のような直球型本格ものまで取り揃えてあり、読んで絶対に損はない。
清張時代から新本格への橋渡し的な作家、作品でもある。
ただ本作が島荘らしいかというとかならずしもそうではなく、むしろ『ロシア幽霊軍艦事件』や『透明人間の納屋』が真骨頂かなという気がする。もちろん『異邦の騎士』や『占星術殺人事件』のような代表作と呼ばれる作品は多々あるが。
斜め屋敷の犯罪 改訂完全版
2016/06/26 12:46
淡々と
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投稿者：りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サスペンスの定番の寂しい場所で淡々と物語が進んでいきます。
作品が古いからか、やり取りや状況などはどこかで読んだような…という感じ
ビックリなのはなかなか主人公が登場しないこと！
違うシリーズかと疑ってしまいました
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