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倒錯の死角 201号室の女 みんなのレビュー

  • 著:折原一
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本倒錯の死角 201号室の女

2012/01/18 02:03

トリックのポイントは見敗れた!!!でもそれ以外に予想外も多く、やりすぎ感はあれでもとても好きなミステリ。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『倒錯のロンド』に続く倒錯三部作第二弾。

折原一といえばやはり叙述トリックだろう。
折原作品のほとんどに登場する。
しかしこのトリック、素人目に見ても大変そう。
それでもいつも果敢に挑戦する著者の姿勢には
感激せずにいられない。

しかし悲しいもので、読者のほうは読めば読むほど慣れてくる。
折原作品をいくつか読んでいるので、
「交錯ポイント」にはなんとなく見当がついてしまうのだ。

しかしそれでも、読んでしまうのが折原作品。
文章は多少癖があるような気もするが、
すっきりと読みやすく、状況把握もし易い。
だからこそ、叙述トリックが露呈したときの
読者に与える衝撃が生きてくる…

…のだが、ちょっとやりすぎかな 苦笑。
でもこういう探究心というか
やってやろう精神、嫌いじゃない。
だから、だいたいの目星はついても
それでも楽しく読んでしまった。

物語は主に三人の人物による日記、手紙、
または視点で構成される。

201号室に住む上京したての新人OL 。
その向かいに住む陰気な翻訳家の男。
アル中のこそ泥。

新人OLは露出狂で、
翻訳家の男は覗き魔、
こそ泥は被害妄想がひどい。
一癖も二癖もある人物たちである。

その周りを固めるのも、もちろん癖のある人物たち。
プレイボーイの不倫相手。
若い女性ばかりを狙う通り魔。

しかし一番恐ろしいのはある登場人物で、
一番強かだったのはまた違う登場人物だった。
まさかあの脇役がそんなことをしていたなんて…と、
トリックポイントは見破れても
予想外のことが多かった。

そして終わりのないサイクルに突入しそうなラスト。
考えれば考えるほど恐ろしい。

あー面白かったー。
次は、第三弾を読まねばっ!!

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