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だから医者は薬を飲まない みんなのレビュー

  • 和田秀樹
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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4 件中 1 件~ 4 件を表示

薬との距離の置き方

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本ほど薬に依存している国は無い。
この事実は、日本人の薬に対する無知から生じている。
確かに、製薬会社・医学部の教授達・医者の誘導にも問題がある。
だが、それらを唯々諾々と受け入れている我々にも問題がある。
この本を読んで、薬に関して疑念を持てるようになると良いだろう。
また、医師ならではの視点にも注目してほしい。

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紙の本だから医者は薬を飲まない

2020/12/28 17:57

薬が増えてしまう日本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、日本の医療制度が素晴らしいことは間違いのないことである。しかし、本書が指摘するように問題点もあるということだろう。
正常値の基準を厳しく設定し、その値に近づけることを医師が目指すという方向性は、必ずしも正しいものとはいえないだろう。値はあくまでも値であって、その値を正常値にすることが、長期的に寿命を延ばしたりQOLの改善につながったりするのかというのは、証拠が必要だ。そういったものがなく、ただ値を下げることだけを目標にしていては、薬が増えて無駄な医療費が掛かってしまうということになる。
医局がやっているのは薬を増やす研究であるという仕組みは、仕方ないことだと思っていたが、アメリカでは保険会社が主導して薬を減らす研究をしているようで、そういった方法もあるのだと驚いた。製薬会社はとにかく新薬を使用してほしいと、学会のボスなどを頼って治験などを行う。利益を得られる教授は、医局の人事権をかさにして新薬を配下の医師に使用させる。これは現在の仕組みでは防ぎようがないだろう。
医療が、病気を治すことや寿命を延ばすことを主眼に置くのは当然のことかもしれない。しかし、本来のサービスは効用を高めることであり、人生において大事なのは、QOLである。人々が快適に暮らす手伝いを医療がするというのは理想的な考え方であり、延命治療にのみ重きを置くのではなく、緩和医療や心のケアなど、人として生きていくことに目を向けなければならない。本書では触れられていないが、安楽死なども、効用を増やすものだろう。そういったことをタブーにしないほうが良いだろう。
クレスチンという抗がん剤について、副作用がほとんど現れないものの、“実は効果もないと結論づけられた”(p110)とありますが、このように、効果がない薬というものは、意外とあるものだ。薬の優劣をしっかり評価する必要がある。“骨粗しょう症の薬は、以前は本当にひどいものばかりでした。飲んでも効かないうえに、胃腸が悪くなるのです。最近は骨量を若干増やすものが出てきましたが、かといって骨折を減らすというエビデンスがなく、腰や背中の痛みで苦しむ人が多いのに、痛みには効かないものが多いのです。”(p112)といったように、薬の功罪はしっかり明らかにしていくべきだ(もっと薬の具体的な名前を出しても良いだろう。)。この点については、『医者からもらった薬がわかる本』に詳しく記述がある。クレスチンも発売されていた時代から批判していた。

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(。´Д⊂)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめは、暇だったので読んだのですが、読み始めたら、結構役に立てそうなことがたくさん書いてあって満足です!(^_^)

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紙の本だから医者は薬を飲まない

2016/01/29 10:04

現代日本の医療問題

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶたたぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が考える現在の日本の医療の問題点が綴られていた。とかく薬に依存しがちの昨今。それが医療費の果てしなき増大につながっていることは周知の事実。
病は薬さえ飲んでいれば治る。そう考えるのは患者側の怠惰ともいえる。医師は忙しさからつい、処方主義?に陥りガチになるのだろう。

また、何でも検査の数値重視で患者や症状を見ない傾向の医師が多いことなども書かれていて、医師側から見た現代日本医療の疑問点が多く書かれており、興味深く読めてまた読み易い本であった。

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