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新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT みんなのレビュー

  • 監修:清松 みゆき, 著者:藤澤 さなえ, 著者:グループSNE, イラスト:かわく
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みんなのレビュー9件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本トライアル・トラブル

2005/12/27 11:14

目指すは盗賊ギルドの大幹部?そんな無茶な……

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 TRPG『ソード・ワールド』では、レベル3で一人前、レベル6以上は英雄クラスという考えが一般的。筋力に物を言わせたファイターはおらず、雑魚キャラの代名詞ゴブリンの何気ない一撃であの世に旅立ってしまうくらい生命力が低く、常にダイス運の強さで冒険をこなしてきた我らが“ぺらぺらーず”も、なんとか5レベルまで成長した。プレイヤーの野望もあり、目指すは盗賊ギルドの大幹部ということで、いよいよ強大な敵との戦闘を繰り広げることになる。
 監修の清松みゆきからOKをもらったGM藤澤は、これまでに例のない“盗賊ギルド幹部への道”というキャンペーンを立ち上げる。不安に駆られつつ、それでも意気込んであれやこれやと策謀を張り巡らせるのだが……彼女のおっちょこちょい振りは今に始まったことではない。今回もまた、楽しいボケっぷりを披露してくれるのだ。もっとも、GMとプレイヤー両方がベテランだったとしても、何が起こるか分からないのがTRPGである。彼女だけを笑うのは、少々酷か。
 この“ぺらぺらーず”シリーズはバランスの悪いパーティーと新人GMの組み合わせということで、GM初心者のマスタリング見本として以外は、純粋に物語を楽しんだ方が良い。通常ではほとんどプレイすることがないであろう“盗賊ギルド幹部への道”などというキャンペーンが始まってしまった今回以降は、お手本としての機能には更に期待できなくなるだろうし。
 それにしても“ぺらぺらーず”、よくここまで成長できたものだ。知恵を振り絞って闘うその姿は、楠木正成や真田幸村といった知将の姿を彷彿とさせる……と、ここまで言ったら褒め過ぎか。とにかく、こうなったら、最期までしっかりと見届けたいものだ。

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紙の本マリン・マーベル

2006/06/03 11:58

波乱の幕開け……それもまたTRPGの魅力。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 藤澤さなえがGMを務めるこのシリーズも第6弾。プレイヤーキャラクター達も6レベルに達するなど、そろそろベテランの域に入ってきた。
 ところが、数値だけでは推し量れないのがTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)というもの。人間同士の生のやりとりが魅力であり、また困難でもある。今回は最初の一話でGMが窮地に陥ってしまう。石橋を叩いて叩いて、叩きすぎて壊れる寸前にようやく渡る、といった感じのプレイヤー達に、計画を完全に狂わされてしまうのだ。もっとも、我々読者はソレを期待している部分もある。「やっぱり、今回もGMが泣くんだね」と苦笑を漏らしてしまうのだった。
 本書では船旅や巨人達との会話など、ちょっと変わった趣向を楽しめる。それはそれで面白いのだが、実のところ“解説”が一番の目玉かも知れない。通常解説というのは、作品に関してのものであり、話の流れで作者自身についても触れる、といった内容なのだが、本書の解説はほぼ作者自身のことしか語られていないのだ。解説を任されたのは、作者と同じくグループSNEに所属する秋口ぎぐる。同僚というだけあって作者のことをよく見ていて、彼女ならこうするはずという話を中心に、見事に人物を紹介している。リプレイではちょっとおっちょこちょいで空回り気味だが、これでもかという一所懸命さはビンビン伝わってくる藤澤さなえの人柄を、誰もがうかがい知ることが出来るはずだ。
 前述したように第一話でシナリオ崩壊の危機を味わうも、まとめの話では完璧すぎるほどのスムーズさ。本書で語られた事件(シナリオ)全体を見れば、GMもプレイヤー達も双方が充分に楽しめる内容だったようだ。立場上一線を画しながらも、お互いに楽しもうと努力する。まさにTRPGらしい内容の一冊だ。

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