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読書力 みんなのレビュー

  • 斎藤孝 (著)
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みんなのレビュー12件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本読書力

2006/08/02 10:00

読書習慣促進のよい刺激

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『声を出して読みたい日本語』等で有名な教育学者、斉藤孝の読書論。読書する力「読書力」を、個人の人格形成に役立つだけでなく、日本の地力と位置づける著者は、さまざまな角度から読書の効能を説き、読書を習慣化することの大切さを訴える。
 曰く、さまざまな分野の多くの書を読むことは、広い視野と教養を身につけさせ、人格形成に役立つ...読書は、自分自身と向き合う場であると同時に、著者との対話であり、それゆえ他者とのコミュニケーションの場でもある。人は読書を通じて励まされ、生きる勇気をあたえられる...読書の中で人は、実社会で経験できない多くのことを体験し、それによって人生を豊かにできる...
 全体として、系統的にというよりは、読書のすばらしさやその方法についてエッセー風につづった本である。個人的な経験にもとづいたそれらの提案は、首肯できるものばかりではないが、なるほどと思えるところを摂取して、個々人の読書習慣の充実に役立てるのはよいことだろう。
 たとえば本書では、4年間で文庫本100冊、新書50冊を目標として、読むことを薦めている。文庫本や新書に限定した読書というのは、それ自体かたよりのある読書内容ではないかという気がしないでもない。しかし、名作文学を中心とした文庫本、各界の専門家が平易な言葉で研究成果を解説してくれる新書は、知性と教養の宝庫であることを指摘されると、なかなかいい目標だな、自分もめざしてみようという気になる。
 赤・青・緑の三色ボールペンによる線引きという提案も、ページにインクをにじませることに抵抗のある私には採用できない技であるが、そのコンセプトは読書術の一つとして参考になった。
 著者みずからが推奨する名作本の紹介も豊富で、その中には子供に読んで聞かせてよいだけでなく、大人にとっても感動的だというギルガメシュ王物語の絵本三作(岩波書店)がある。そのベタ誉めの評を読むと、ぜひ購入したいという気にさせられる。
 読書が大切であるというのはある意味、常識的な論ではあるが、日本人特に若い世代から読書する習慣がとみに失われていく昨今、本書の訴えるところは切実で説得力がある。そんな常識の意義を再確認させてくれ、もっともっと読書をしなければ、という気にさせてくれる一冊であった。

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紙の本読書力

2016/09/05 14:09

予想以上の良作だった!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書は自己形成のためにある。
これには納得した。
読書はコミュニケーション力の基礎づくりになる。
これはいったいどういうこと、と思っていたが、詳細を読んで納得した

著者は、テレビを見る限り、学者にしては重みに欠けるように見えるので、どうせ売るための本だろうと想像していたが、本書は意外に内容が重いのでびっくり。
まあ、一言でいえば「古典を読め」ということなのだが、いろいろ事例があって説得力があった。
著者の作品には「古典力」というのもあるので、これも読んでみたい。

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紙の本読書力

2003/02/22 19:08

読書にも技術がいる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TAC - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書とは人の持つ技術の一つ。
スポーツ同様に、鍛えれば向上する技術。
というのが著者の主張の一つである。

なんとなくは感じていても、こうも論理的に真正面から説明されると、
「なるほど」と思ってしまう。
部屋で一人、筋トレを始めてしまうのと同じ感覚で、思わずいつもよりも
難しめの文体に挑戦してみたくなる。

本は「読むべきもの」という著者の主張には、全面的に賛成できないにしても、
読書好きの人が読めば刺激を受けることは間違いないと思う。

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