戦争と罪責 みんなのレビュー
- 野田正彰(著)
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紙の本戦争と罪責
2023/08/10 18:49
精神病理学者の考察
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦場で前逆な行為に手を染めた元兵士たちに、精神病理学者である著者が聞き取りをし、考察をした一冊。
なぜそのような行為をし、何を感じたのか、その後その罪とどう向き合ってきたのか…。丹念な聞き取りと、著者の分析が続く。
どの事例も、非常に興味深く、難解だが、惹きつけられる。
《「戦争は人間を残酷にする」とよく言われる。だがそのような一般化は思考の怠惰である》
《このような感情麻痺は、戦後の日本人に持続していたのではないか》
などなど、考えさせられる投げかけも多々。
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