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おかあさんはおこりんぼうせいじん みんなのレビュー

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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私も、「おこりんぼうせいじん」です。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は、10歳の娘と3歳の息子の母。朝から晩まで小言をいい、自己嫌悪に陥るそうだ。怒った以上に愛していることを伝えたくて、心よりの懺悔と愛を込めてこの本を書いたという。この本の、登場人物は、<ぼく>、<おとうと>、<おかあさん>。おかあさんと子どもたちの普段の様子がわかる内容。朝から晩まで外で一生懸命働くお父さんにも、是非手に取り読んで欲しい1冊である。

 7歳の歳の差は、我が家と同じ。我が家は、長男と長女は6歳、長女と次女は7歳離れている。本書の兄弟とお母さんの関係を見ていると、まるで我が家そのもの。私は、自分で言うのもなんだが、「おこりんぼうせいじん」そのものだから。
<おかあさん>が、「コラーーーーー!! なに? このへやは! かたづけなさい! なんで、まいにち おなじこと いわれんの? ぜーんぶ すてちゃうからね!!」という注意は、私とまったく同じセリフである。子どもがいる家庭はどこも同じものかもしれないが、怒ったその後のフォローは、<おかあさん>と同じように、忘れないように心がけているつもり。
 子どもたちは、悪く言えば単純。よく言えば純粋。ちっとも“悪い子”なんかじゃあない。ただ、怒られたり、注意されたりすると、「おかあさんは、いつも おこってばかりいる。おこりすぎだ。ほんとうに おこりんぼうせいから おこりんぼうせいじんじゃないかと おもう」。と、考える子どもの気持ちは、よくわかる。子どもの問いかけに、「おかあさんも こどものころ、よく、おこられたなぁ」という。そうすると、子どもは「おかあさんも?」と、自分と同じと言うことがわかると、不思議と子どもは安心する。同じように、私自身も、自分の子どものころの体験を話すと、おかあさんも一緒だね、と安心した顔で子どもたちは笑顔になる。
 「おこりんぼうせいじんは どんなに おこったって、あんたたちのこと ぜったいに きらいになったりしないのよ。だから、あんしんして おこられなさい」という、“愛情の言葉”を投げかけることは、とても大事なこと。子どもと向き合うことは、とても労力がいるから、投げやりになるときもあるかもしれないが、社会や生活のルールやマナーを一から教え覚えこませるには、日頃の“小言”と“助言”が<功を奏する>のではないかしら。
 
 最近、電車、バス、スーパー、学校などで、他人に迷惑をかけるような子どもを見かける。怒られることが少なくなったことが原因の一つにあるのは、間違いないだろう。毎日毎日、同じことを繰り返す子どもたちに、いちいち小言を言うのは、正直、面倒くさい。見て見ぬふりすれば、楽かもしれない。だが、同じことを繰り返すことは、子どもがお母さんの愛情を確認していると思えばこそ、やはり、「おこりんぼうせいじん」は一家に一人は居なきゃ、と思う。

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